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下北沢で会いましょう

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コワーキングスペース「ロバート下北沢」のオーナー・原 大輔が綴る、ロバート下北沢を作ったワケ。そこにはいろんなものが繋がっているストーリー。
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#街の匂い

【第3回】ちょうどいいノイズ

自分を壊したかった閑静な街、代々木上原から「街に降りよう」と思ったのは、もう一度街のノイズを感じながら制作したいなと思ったワケで、デザイナーとして刺激が欲しかった。 ノイズというのはいろいろあるんだけど、人のザワザワした感じや息遣いが自分にとって制作には必要不可欠だと気づいたのは、安定してきた自分をもう一度壊したかったからだ。デザイナーとして一周廻った感じがして、いろんなことにチャレンジしていた血気盛んだったあの頃の感覚を思い出していた。 もちろん、40も半ばの歳である程

【第2回】街に降りよう!

自分でnoteを始めるにあたって、とにかく1日1記事を目標に書いてみようと思っている。100日でなんちゃらのワ◯みたいなね。 ここでは下北沢に移ってきた経緯やロバート下北沢を始めようとした経緯などをつらつらと語っていきます。 懐かしい「匂い」シモキタに来たのはおおよそ20数年ぶり。デザイナー駆け出しの頃、友人がシモキタに住んでいたりしてよく遊びに行っていた。今だとご飯屋さんの「山角」があるその並びにあった「BEBE」という店なんかに飲みに行っていた。自由な雰囲気でシモキタ