見出し画像

試してほしいブルガリア料理、シュケンベチョルバ(Шкембе чорба)を紹介するよ。

ブルガリア人には2種類の人間がいる。
シュケンベチョルバが好きな人間か嫌いな人間だ。

!!!???

となった方が多いと思いますが、これブルガリア人がよく言うジョークのようです。(うちのブルガリア人夫だけかもしれないけど・・・)

こんにちは。ブルガリア人夫と2人でドイツに住んでいるロバートと言います。
ブルガリア!?となる方も多いと思いますが笑
ブルガリアはヨーグルトとチーズが大好きで、自然がたくさんあって、首都ソフィアは少し田舎っぽいけど人情味溢れる素敵な国です。(別にディスっているわけではない)

ソフィア近郊のどこかの滝がすごく綺麗だった。


シュケンベチョルバってなに?

ということで、今回はわたしのとっては超身近なブルガリアという国の料理で、その中でもわたしのお気に入りをご紹介します。
その名もシュケンベチョルバ(Шкембе чорба)。
ちょっと声に出してみたくなるワードですよね。
無理やりカタカナにしているので、ブルガリア人からはちょっと違うと言われるかもしれませんが汗

どんな料理かと言うと、牛や豚の内臓を煮たスープです。豚骨スープのように白濁していて味も似ています。でも匂いはすこしきつめ。

なんていうか、内臓の独特な臭みがあります。

トッピングににんにくが出てくるので、お好みでにんにくや唐辛子で匂いを消すことをおすすめします。味に飽きてきたらお酢で味変もできる、一杯で二度美味しい。

でもその臭みもお店によって様々で、わたしがはじめて食べたのはブルガスというブルガリアの中でも黒海に面した港町。
地元の人が教えてくれたお店は、超ローカルですっごい安いんだけどぜんぜん臭みとかもなくあっさり食べれました。(後ほどそのお店も紹介します。)
そのローカル店で味をしめたわたしは、他のお店でも何度か試したんですが臓物大好きなわたしでも少しキツイな、というお店もいくつかありました。

モツ鍋や、ホルモン、焼き鳥でもほぼすべての部位を食べちゃう日本人なので、結構日本人の口に合うと思います。
なのにブルガリア人の口にはあまり合わない模様・・・

2種類のブルガリア人

冒頭にご紹介した、「ブルガリア人には2種類の人間がいる。
シュケンベチョルバが好きな人間か嫌いな人間だ。」
という謎のジョーク。

実際ブルガリア人の中でも好き嫌いが真っ二つにわかれるようです。

大好きか、大嫌いか。

私の夫はシュケンベチョルバどころか内臓系は基本的には嫌いなのですが、友達のブルガリア人の中には大好きな人もいます。

今回紹介したシュケンベチョルバ以外にもブルガリア料理にはたくさんの内臓を使う料理があり、ハツやレバーの炒めもの(名称不明)や、色んな内臓の炒めたもの(こちらも名称不明)等々たくさんあるのでわりと身近のようです。

ちなみに、はじめて会うブルガリア人に自己紹介をするときに「好きなブルガリア料理はシュケンベチョルバです。」って言うと十中八九盛り上がるので、お試しあれ。

美味しいシュケンベチョルバを食べるなら

ということで、わたしもブルガリアでいくつかのお店でシュケンベチョルバを食べましたが、一番美味しかったのははじめて食べたブルガスのКечaというお店。
ソフィアで今度美味しいお店を見つけたら追記しようと思います。

超ローカルなところで、平日の昼に行ったら仕事の休憩に来た地元の人か、近所の人しかいない雰囲気でした。
何より安い!2人分でスープとメインを頼んでもわずか300円ちょっと。

メインとスープ×2そしてパン

ただし残念ながらブルガリア語しか通じないので、Google翻訳かブルガリア語を話せる人と一緒に行きましょう。

Кечa
住所:Blvd. "Dame Gruev" 25, 8005 Northern Industrial Zone, Burgas, ブルガリア

ブルガリアもしくはブルガリアレストランに行く機会があれば、ぜひお試しあれ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?