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自宅で作れるブルガリアの朝食5選!

みなさん朝食って食べますか?

わたしは起きるのが遅く(だいたい9時くらい)最初の食事はお昼の12時頃がほとんどなのですが、朝食大好きです。
暖かいコーヒーに、焼けたパンの香りで体も活動ムードになります。

我が家の料理担当は基本はわたしですが、朝食に限ってはブルガリア人彼も腕をふるいます。

ということで、今回は彼もわたしも大好きなブルガリアの朝食5つをご紹介!家庭で作るレベルなので、しっかりとした分量はあったり・なかったりのズボラレシピですが・・・。ぜひお試しあれ!

ブルガリアの朝食に絶対に欠かせない食材達

レシピに入る前にまずはブルガリアの朝食に欠かせない食材達をご紹介します。

①白いチーズ(シレネ)

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このシレネと呼ばれるチーズをブルガリア人はほぼ毎日食べます。日本人の納豆のような位置づけでしょうか。
ただし、日本でシレネなんか見つからない!という方は、フェタチーズで代用可能です。
ブルガリア人彼的にはフェタは違う!と言っていますが、わたし的には同じです笑

②サボリー(セイボリー)

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ブルガリア語では「пикантен」、ドイツでは「Bohnenkraut」と呼ばれるハーブです。
日本ではあまり売っていないので、乾燥タイムとかで代用しても良さそうです。地味ですが、サボリーのないブルガリア料理は「なるとの入っていないラーメン」くらい違うので、ぜひ何かしら用意して頂きたいです笑

③ヨーグルト
これは定番中のど定番。日本ならやはり明治ブルガリアヨーグルトでしょうか。
わたしが住むドイツでは
ドイツヨーグルト(これがほとんど):日本よりクリーミーでサラサラしてる
ギリシャヨーグルト:脂肪分高めで食感もずっしり
ブルガリアヨーグルト(結構レア):日本と同じで酸味強め
が手に入ります。
ヨーグルトがなければブルガリア料理ははじまりませんね笑

①チーズ入りパイ(バニツァ)

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ブルガリアの超ド定番の朝食で、ブルガリアのパン屋さんやスーパーの売店でもどこでも売っているのがこのバニツァ。
しょっぱいチーズのパイといったイメージで、結構油っぽいのでご注意を。
レストラン等で食べれる本格的なものは作るのが大変なので、今回は家庭用の簡易版になります。

【材料】
1.パイシート
2.シレネ(またはフェタチーズ):200gくらい(適当)
3.ヨーグルト:大さじ2〜3くらい?
4.ベーキングパウダー(または重曹):少し
5.卵:1個
6.卵黄(最後に塗る用):1個分

【作り方】
①チーズをフォークで潰して、3〜5を混ぜる。
②パイシートに中身を入れて、閉じる(端をフォークとかで閉じると良い)
③卵黄を塗る
④180〜200℃のオーブンで10〜15分ほど焼く

【アレンジ】
フィリングにほうれん草やひき肉を入れるのもありだし
個人的にはシンプルなものにはちみつをかけて食べたりします。
(パートナーには変な目で見られるけど、美味しいですよ!)

②ひき肉トースト(ストランジェンカ)

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今回紹介するものの中ではわたしの一番のお気に入り朝食です。
準備も超簡単です。

【材料】
1.合いびき肉:300gくらい
2.食パン:好きなだけ
3.バター
4.サボリー(または乾燥タイム)
(5.ケチャップ)

【作り方】
①食パンに薄くバターを塗る
②ひき肉をその上にうすく載せる(パンに押し付けるように)
③塩とサボリーをパラパラっと載せて、180〜200℃のオーブンで10分くらい
※ひき肉に火が通ればOK

シンプルだけど、美味しいです。
焼けたらそのまま食べても良いし、ケチャップつけても美味しいですよ。
ブルガリアでは、ルティニツァと呼ばれるソース(写真上左)をつけて食べます。

③ブルガリア風チーズトースト(名称不明)

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正直これがブルガリアの一般家庭で食べられているのかどうかは謎ですが笑
我が家では定番の朝食です。
日本のチーズトーストっていうととろけるチーズのイメージですが、ブルガリアではもちろんシレネを使います。
超シンプルなので、忙しい朝もすぐに作れます。

【材料】
1.食パン
2.シレネ(またはフェタチーズ)
3.バター
4.サボリー(または乾燥タイム)

【作り方】
①食パンにバターを塗る
②シレネ(またはフェタチーズ)をスライスしてパンに載せる
③セボリーをパラパラっとふりかけて180℃のオーブンに
④5分〜8分くらいで様子を見て焼色がついたら完成

シレネだけで十分しょっぱいので、とくに塩をかけたりは必要ないです。
シンプルなので、味変としてハムを載せて焼いたり、ハチミツをつけるのもありです!

④ドーナッツ(メキツァ、ブフティツィキ)

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ブルガリアではドーナッツも人気の朝食なんだとか。(さすがにわたしは朝から油料理は勘弁なので、作ったことはないですが)
彼の実家に行くと必ずこのブフティツィキ、1回は出てきます。
もちろんただのドーナッツではなく、ヨーグルトも入っているので牛乳よりは少しもちもち食感(な気がする)

【材料】
1.小麦粉:450g
2.ヨーグルト:200g
3.卵:2個
4.ベーキングパウダー:10g
5.砂糖:小さじ2
6.塩:少々
7.揚げ油:たくさん

【作り方】
①1〜6まで全部ボウルに入れて混ぜる
②①の生地を15分ほど休ませる(この間に揚げ油の準備)
③生地を伸ばして、ひし形に切る
④油で揚げて、きつね色になったら完成

お好みで粉砂糖をかけたり、ジャムとクリームチーズで食べても良いんだとか。
ちなみにウォッカやブランデーを入れるレシピもあるんだとか。(味はわかかりませんが・・・)

ちなみにソフィアに行く機会があれば、本場のメキツァ(大きめのドーナッツ)、ブフティツィキ(小さいドーナッツ)を食べれるカフェもあるので、ぜひお試しください!なおわたしのブルガリア人の友人がゴリ押ししてました笑

⑤ヨーグルトドリンク(アイリャン)

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これも朝食のド定番の飲み物。ヨーグルトドリンクと聞くと、甘い飲むヨーグルトを思い浮かべますが、アイリャンは塩が入っていてしょっぱいです。
(我が家は塩すらもいれない、ただのヨーグルト味です笑)

【材料】
1.ヨーグルト
2. 水(ヨーグルトと同量)
3.塩(お好みで)

【作り方】
1,まずはヨーグルトをフォークか何かでよく混ぜる
※ここでダマが無くなるまでよく混ぜるのがポイント!
2,ヨーグルトと同量の水を入れてさらに混ぜる
3,仕上げにお好みで塩を入れて完成

とくにお砂糖も塩も入れない場合は、本当に健康的な飲み物ってイメージですね。
作るのは超簡単なので、ぜひお試しあれ!!

ということで今回は5種類のブルガリアの朝食をご紹介しました。
朝食はパパっと済ませたいのと、本当にズボラなので、いつも目分量が多いのですが。。
ぜひ作ってみてください!

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