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マーチングのフリーマガジン「Laundry day!」を読んで

先日Twitterでマーチングのフリーマガジン「Laundry day!」が発刊されたのを知りました。

ランドリーデイというのは、そのまんまで洗濯の日。DCIでツアーに出るとバスに乗ってアメリカ各地を回ります。寝泊まりは基本的にはバスの中か練習をする学校の体育館なので、洗濯は何週間かに一回まとめてやることになります。そしてランドリーデイは基本的におやすみ(フリーデイ)になるので、ツアー中、ほとんど練習とショーに明け暮れるプレイヤーにとってランドリーデイは心踊るイベントなのです!

そんなランドリーデイを誌名にするなんて、なんて粋なんだろうと思い、こんなツイートをしました。

大変にありがたいことにこのツイートが関係者の方に届いて、なんとマガジンを手元に送っていただきました!(実物を手にとって読みたかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです!ありがとうございます!!!)

この創刊号の特集はDCI&WGIマーチ後の『今』、つまり現役引退後にフォーカスが当たっているのが面白いなと思いました。マーチングのフリーマガジンと考えると、当然現役の団体やプレイヤーにフォーカスが当たるものだと思っていたのです。DCI&WGIを経験したあと、プレイヤーの人たちが何を得てその後の人生をどう過ごしていくのか。当たり前だけど現役を退いた後の方が人生は長いのです。マーチングで培った経験がどんな影響を及ぼすのか、現役のプレイヤーの方にとっても非常に興味深い内容なんじゃないかなと思いました。

DCI&WGIにチャレンジするためには、最低でも数ヶ月の間渡米しなくてはいけない。学生で参加すると場合によっては休学しないといけないかもしれないし、就活なども出遅れる可能性もあります。(僕も大学2年の時にDCIに参加して、その時は一年間休学をしました)

アメリカでマーチすることと自分の将来を天秤にかけて考える人も多いのではないかと思います。結果として、渡米を諦めてしまったり悩んでしまう方も多いかもしれません。

でも僕は、もし今DCIに参加することを悩んでいる人がいたら迷わず参加することをオススメします!DCIでの経験はその後の人生において大きな影響があるし、その時にしか体験できない貴重なものだからです。そして、DCIは限られた期間でしか体験できないのに対して、その後の人生は多少遅れが生じてもキャッチアップが可能だよ!と、エイジアウトして18年経った今はそう思えるのです。

僕は今GMOペパボというIT企業に勤めていますが、働く上でもマーチングで培った経験やDCIでの体験が大いに役立っています。ある意味、今の自分の軸となるものはマーチングで身についたと言っても過言ではないかもしれません。

そしてインターネットを通じて、今回のようにマガジンを送って頂いたり、GMOペパボが運営しているSUZURIというサービスを使って、たくさんのマーチングバンドがグッズ販売をしてくださったりしていて不思議な縁を感じています。(そういえばペパボに出会ったきっかけもマーチングだったりするので、急がば回れとはこのことか・・なんて思ったりもしています。)

※SUZURIの使い方をマーチングバンドGENESISのYoutubeサブチャンネルで紹介いただいたりもしました。

ちょっと話が横にそれましたが、「Laundry day!」、すべてのマーチング大好きな方にオススメです!WEBでも読めますのでまだ読んでない方はぜひ読んでみてください!

やっぱりマーチングって最高ですね。

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