予想外に辿り着く
私は大変真面目である。
人がどう思うかなんて知らないが
少なくとも私は自分でそう思っている。
そして真面目にやっていて
いつも予想外のところに辿り着く。
密教法具についてよい写真はないか
探してフェリシモにたどり着く。
ペンダントトップが発売されている…。
フェリシモ何やってんだ?!
もちろん他もみる。
私はフェリシモ大好き❤
なんか狂気と物語を感じる商品が多い。
みてて全く飽きない。
どれも好き。
変なのもいっぱい。
みてたら迷って注文したことはほとんどない。
今日チェックしたのは
「お寺部とその周辺」
どれもこれも問題作
つまり全て欲しい
なんですかなんですか?
千手イヤリング。
薬師三尊ネックレス。
安珍清姫チャーム。
涅槃スノーボール
魚板クッション
未敷蓮華 ハンドジェルケース
獅噛(しがみ)ステープラー
むっちゃ欲しいけど
使いにくくないか?これ?
孔雀明王羽根ペン風キャップ
欲しい欲しい欲しい
しかしあまり字を書かない生活。
他にもいっぱいあって
売り切れてるやつもかなりある。
全国の仲間よ。
君たちはサイコーだ♡
はっ!!
いかんいかん。
私は法具の話をしたいのだ。
なんか進化の過程が面白いのだ。
ベースとなるのは「独鈷杵」
フェリシモの写真を見てね♡。
もともと金属棒の武器である。
ブッ刺したのか
これで殴ったのかは
私にはわからん。
これが仏教の例え話に出てくるので
法具となったのだ。
次に進化したのが「三鈷杵」
独鈷杵にポセイドンの槍のように
飾りをつけたものだ。
平たくおける。
つまり
線という次元から
平面という二次元へ変容した。
まだ武器として使えそうだ。
弘法大師とも縁がある。
三鈷の松っていうのが高野山にあるそうだ。遥か中国から弘法大師が三鈷杵をぶん投げたら、松になった。松は通常二つの葉がセットになっているが、三鈷の松は3本が1組だ。実際に行けば拾えるらしい。京都大学の校内でも拾えると聞いたから、どこにでもあるのかもしれない。メルカリでどこで拾ったかわからないものが500円くらいで売られているのは興味深い。私は信じるならば何かの効力を発揮すると思うので、そのまんまなかなかやるねと思っている。
話がそれた。
次は「五鈷杵」である。
上からみても横から見ても「三鈷杵」
にみえる形だ。
つまりこれは平面の「三鈷杵」
をさらに立体にしたものだ。
こっちのほうが強いんじゃないか?
という無邪気な考えがちらつく。
全く興味深いことに武器としての
性能は多分落ちているのだ。
つまり法具としては正解。
さて次に現れるのは
金銅羯磨。2つの三鈷杵を十字に組み合わせた形だ。
平面ではあるが、四つの方位を押さえている。
強そうだ♡。もちろん法具としてだ。武器としてはこれはどうなのか?
金銅羯磨を立体化すればどうなるのか?
おそらく五鈷杵をXYZ方向に3つ組み合わせるはずだ♡。
しかしそんなものは見当たらない。
残念至極であるけれども、
私はここに面白い発見をする。
法具として進化させるたびに
武器としての性能は衰え
形状は球体に近づくはずなのだ♡。
これってなんか印象的じゃない?✨
とんがってても
どんどんとんがりつづけたら
まあるくなるみたいな感じ💕
私はスキですこの感じ🥰
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