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noteで読まれない記事を書くためのヒント

こんにちは

noteでせっかく一生懸命作った記事がたくさんの人に読まれてしまう。

そんな悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

今回は私の経験からこのお悩み解決に関するヒントを書いてみたいと思います。

もちろん無料です。

そして「有料記事にしてしまえば数多くの読者に読まれないで済む」ですとか「つまらない題名にする」、「ヘッダーの画像をうんと暗いものにする」などというnoteによくありがちな内容でもありません。

それでは順にご説明していきます。

●ヒントその1

まずは文章自体の見た目です。
近頃ルッキズムという言葉が世間を独り歩きしているようですが、文章にもやはり見た目の影響というものがあります。改行を伴わない文章はぱっと見あまり読む気になれません。みた瞬間に読む人に根性を試してくるのです。初心者はまずは改行を入れないことで、本当に読みたくない人を振り払ってしまいましょう。読んでてわかりますよね?この辺までくれば大丈夫です。この辺から本当に根性あるやつにしか読んでほしくない素敵な内容を書いていきましょう。そうです。読んでほしい人にだけ何行目から読み進めてほしいと伝えておくのは私もいい方法だと思います。

●ヒントその2
先ほどのテクニックは初心者からでも簡単に使えます。

お次はもう少し上級者のテクニックをご紹介しましょう。

会議資料のようなものをイメージして下さい。
官公庁、またはそれに関係する会社にお勤めの方は提出書類をイメージするのも良いでしょう。

なんでもいいのですよ。
大事なことは雰囲気です。
つまらない当たり前のことがつらつら書いてありそうなその雰囲気なのです。

自治会やPTAの総会資料なんかは最適ですね。

あれは退屈です。
とても読む気になれません。


私はPTAの書記を務めた経験があります。
あれは大変勉強になりました。
それまでの私は
「なるべく読まれない文章を書こう。」
などという、ごく当たり前のことを一度も考えることなく文章を書いていたのです。

おおよそ会議資料というものは、あのみる気のしない退屈な見た目の文書に、なるべく目立たないように、重要な危険情報を忍ばせるのです。

おわかりいただけましたか?
では工夫してみて下さい。

読み出しは堅苦しいほうがいいでしょう。

日付けなんかも入れてみるのも良いです。

数字をたくさん使ったりしますと、どうでも良さがグッと上がります。

西暦、人数、金額…数字はいれれば入れるほどいいです。

感想なんかはもってのほかです。

表はいいですね。
とても正しそうに見えますから。
試しに表の項目にダジャレを入れて実験してみて下さい。

いちいち内容をチェックする人はあまりいないでしょう。
つまりスベります。

「その他」
この魔法の言葉はかなり使えます。

逆にいうと、ご意見の紹介や支出などなんでも大事なことは「その他」に含まれるものです。

「等」も同じです。
「記念品等」とあれば記念品以外が怪しい。

大量のグラフというのも1つの手です。
あるいは生データの羅列。

大きな予算を使ったアンケート調査は、その結果を報告する義務があります。

考察ありきのアンケートは、好きな数字をごちゃごちゃやって、なんとかストーリーに合う使い道を考え、さらにそれが素晴らしく見えるグラフを作ります。

そしてそこに生データをポイっとつけておくのです。

この生データさえあれば、たいていの場合いかような物語もそれっぽく作り変えられるのですが、そんなことはあまり誰もやらないんです。

(工夫して愛のメッセージをここに入れてみて下さい。あなたの想う人があなたのことを本当に好きならばきっと気がつくはずです。気がつかないならあきらめてまた違う人を好きになりましょう。ご愁傷様。)

それどころか、それっぽい退屈な考察に、さらにきっとそれが真実だろうと匂わせる大量の生データを添えることで、みるものをゲンナリさせ、考えさせないようにすることが可能なのです。

大量の注釈も良いでしょう。
保険の契約を思い浮かべて下さい。
あの中にギャグが入っていても誰も気がつくことはないと思います。

●結び

これらのテクニックは使いようによってはかなり恐ろしいですが、私は一向に心配しておりません。

だってここまで読んでくださったみなさんはただご自分のnoteの記事を読まれたくない人達ばかりだからです。

なんのはなしですか





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