都市化のトレンドはどうなる?
都市部の不動産値段は上昇傾向が続いており、住みにくい状況が世界的になりつつあるなかでコロナ禍となった。
現在の住まいのトレンドはどうなるか、コンサルティング会社で活躍され、アートの重要性を述べられている山口周氏の見解がNewspicksに取り上げられたのでレビューした。
インターネットは距離をなくす
ホワイトカラーの仕事は、情報の製造業。脳が工場で、情報が原材料。
そして、情報を脳が処理して、いろんな形態で情報をアップデートしていく。
私は情報でも1次情報を重視している。
1次情報(体験・経験):自分が五感で感じ、実際に体験して手に入れた情報
2次情報:すでに収集された情報で、本やネットなどの媒体で保管されている情報
いまはどこでもwifi環境があり、この環境ではネットという仮想空間で情報をやりとりしているのが現代社会である。
そのような環境だから、山口周氏は合理的な理由ではなく、五感を感じられる
”もっと光あふれる場所に行きたかった。”
と述べられている。
※日光が足りないとセロトニンの分泌が低下することはよく知られている。
現在、医療界も講演会や学会で情報収集していたが、Web開催でも問題なく、この流れは止まることはないと思う。Web開催で費用/時間の効率化も図れるし、学会開催時における医療機関の検査止め、医師不足、売り上げ低下は問題になっていたからだ。ただ、学会会場/演者の熱気、周囲交流などを感じる1次情報はなくなった。
このインターネットで情報のやりとりに距離は関係なく、これは住む場所への価値観へ大きな影響を与えることは間違いない。
移動時間/空間へのこだわり
山口周氏はクルマの中では大体、放送大学/オーディオブックを聞かれており、車の中は3密を回避できる。車の中での時間の過ごし方は人それぞれだが、その空間や時間の過ごし方で、渋滞でもイライラしないなどのメリットがある。
山口周氏は本をオーディオブックを利用することで、ほんの読む時間を減らし、時間のポートフォリオを変化させており、参考にしたいと思った。
これからの流れ
都市部のメリットは、いろんな場所へのアクセスコストが安いことにある。
しかし、地方にも大型スーパーが存在しデリバリーも発達しているなかで、自然を多く感じることができ、移動コストが安くなっている現在は住居コストが安い地方への移住は今後、でてくるだろう。
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