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内視鏡読影会について

内視鏡の画像をみて、内視鏡医、病理医が討論する会(大阪胃研究会)が大阪には存在し、隔月で開催されている。
1月、3月、5月、7月、9月、11月と年に6回開催されている。
(現在は、新型コロナ感染の影響で中止中 再開時期の目処もたっていない)

内視鏡画像をみながら、読影ボードという読影係がランダムにあたり、内視鏡画像の所見と診断(鑑別診断)を述べる。

読影ボードとしての役割
は単純に診断が当たった外れたということだけでなく、聴衆の先生方が参考になるような読影を行い、参加された先生方にいかに有益な情報を提供することが大切な役割の一つである。
<読影ボードの役割>
① 内視鏡像を感覚ではなく、言葉で論理的に説明
② 若手の医師からベテランの医師まで参加されており、参加して”ためになった”と思われる知見をいれる
③意見が活発になるような疑問点をつくる
このような講演会が成功したかどうかは、参加している先生方の一体感がでて、活発の討議が行われることであり、それを模索して読影することになる。

的外れのことを言って恥をかく場合もあるが、そのようにして恥をかくことで自分の知識のアップデートには非常に有効である。

大阪の梅田で平日の夕方から開催されるが、大阪だけでなく、京都、神戸、奈良、和歌山からも内視鏡好きの先生が集まるので、内視鏡を学びたい先生方は是非、参加してほしい。

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