出会えてよかった。「魂の光/アリス・ベイリー著(AABライブラリー)」
私は現在、ヨーガの先生に「魂の光/アリス・ベイリー著」を解説して頂きながらラージャ・ヨガを学んでいます。
これまで、ラージャ・ヨガに関する講座やこの本、自分の気付き等について書きました。
しかし、この本の概要や目指すところについての説明が欠けていたので、この本の概要を書いてみようと思います。
この本は、アリス・ベイリーがジュワル・クール大師に英訳してもらったヨガ経典「ヨーガ・スートラ」(原典はサンスクリット語)について注釈したもので、約100年前にNYで出版されました。
この本の初めには、ラージャ・ヨガに至るまでの人類進化の道のり、ラージャ・ヨガの定義とその目標、目標に到達するための方法、目的が書かれています。
そして、人間を構成する三体(肉体、感情体、精神体)の性質や課題、課題の克服方法、これらを踏まえたヨーガの実践における注意事項、実践方法、その効果、と説明が続きます。
この本で示されているラージャ・ヨガ(魂に関する王者の科学)を理解し、それを自分の知識として、正しい順序で日常生活においてこれを実践していくことで、「人間と魂の合一(ヨーガ)」がなされるそうです。
そのとき、人間は浄化された三体(肉体、感情体、精神体)が魂とつながって、第6感で霊の世界を観ることが出来るようになり、自分本位の感情欲求や理論を基準とした生き方から、利他のために直観や理性を使った生き方にシフトするようになるそうです。
著者は、「道を違えずに進めるように」と手を変え品を変え、愛情と熱誠を持ってこの本を書いていらっしゃいます。
しかし、私たちが知らない高い次元の価値観で書かれた本を、低い次元の価値観で生きている私たちが読んでも理解をすることは至難の技です。
幸いなことに、私は然るべき先生からラージャ・ヨガの個人指導を受け、自分の人生を振り返り、「自分本位の意識から魂の意識に変えていく」ということについて知るきっかけを得ました。
そして、この本が伝える知恵を知っているか、知っていないかによって、これからの自分の生き方、心の持ち方が変わることを知ることができて、この本に出会えて本当によかったと思っております。
先生は教わったことを人に伝えることの重要性についても繰り返し説かれており、改めて、この本から学んだこと、実践して気がついたこと、理解したことについて、このブログに書いていこう、と思いました。