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資さんうどん AGAIN

北九州と言うと工業地帯。八幡製鉄所があって、コンビナートがあって、海岸線は埋め立てられていて岸壁になっていて…というイメージで、海で遊ぶという発想はあまりないかもしれないが、そんな北九州にも人が住んでいる離島が2つある。藍島と馬島だ。小倉駅から5分程歩いた場所、北九州市スタジアムの「手前」に船着き場があって、そこから市営の渡船が出ている。
渡船をうまく使えば、藍島と馬島の両方にそれぞれ3時間ずつ滞在して戻って来ることができる。もちろん一日がかりの行程にはなるが。
そういうわけで北九州の島めぐりをしてきた帰り、まる一日潮風に吹かれて小倉に戻って来た後の反省会に資さんうどんに立ち寄った。

最初のオーダーは、おでんのセット(5品)に、セットとのダブりを承知の上で牛すじを1串、シイタケを1串追加した。ちょっと多いけれども、後から1串、2串、店員さんに追加で持って来てもらうのも気が引けるので、最初にまとめてだ。写真映えもするし。
牛すじの甘さも絶品だが、シイタケからにじみ出る出汁もたまらなくうまい。

それから、ごぼ天。これがアツアツホクホクで美味しい。メニュー的にはあくまでもうどんのトッピングという位置づけなのだが、店員さんもわかっていて、アジシオを一緒に持って来てくれた。
アツアツホクホクのごぼ天とビールの組み合わせ、最高です。

ビールがなくなったところで芋焼酎に切り替え。これを見越しておでんをたくさん頼んでおいたというわけ。

おでんもいい感じで胃袋の中に消えていき、お皿にお店のマークが浮かび上がってきた。ステマっぽいけど、ま、いいか。

そんなこんなで出来上がって、持ち帰りの「ぼた餅」を入れても2,000円でお釣りが来た。
日も暮れて涼しい風が吹き始めた。心地よい風に吹かれながら、ほろ酔い加減で駅へ向かえば、モノレールが静かに頭上を通り過ぎていく。北九州良いなぁ。

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