第4回 2024年FA補強予想

遂に明日FA解禁となるので来季の王座奪還をめざし、と苦しいロスター状況を改善してくれる選手候補をまとめました。

現在のロスターは下記4点確定情報として扱っています。

・レジーのトレード
・チャンチャー&デアンドレ再契約
・ホリデー移籍
・KCP移籍
・トレードは起きない


【スタメン】
マレー/CB/MPJ/AG/ヨキッチ

【ローテ】
①/ストローサー/ワトソン/ホームズ/ナジ

【バックアップ】
ピケット/②/チャンチャー/ハンター/DAJ

【2way】
アレクサンダー/ホール/③

補強ポイント
①バッグアップのPG/SG

マレーと併用可能なディフェンス力持ちつつナゲッツに欠けていたサブハンドラーの役割両方を担える選手が理想。欲を言えば言えば6thマンとして役割を担ってくれる選手が必要。

【求める能力】
・2番レベルのサイズ
・最低限サブハンドラー役をこなせるクリエーション能力
・平均以上のディフェンス力
・3P成功率30%後半以上

→これらを2つ以上満たす9選手を紹介します。9選手は昨年の契約状況や年齢から、ミニマム契約、MLE契約に応じてくれそうな選手にしています。

ディンウィディ

オフェンスの起点◯
サイズ◎
ディフェンス◯
シュート力△

FAリストの中でも実績はトップクラス。
1番の強みであるプレーメイク能力は2ndのオフェンスを引っ張りながら、スタメンではこれまで不在のサブハンドラーとして新たな選択肢を増やしてくれるだろう。PGとしてのサイズとフィジカルにすぐれており、マレーとの併用もスムーズになると予想できる。スタメンと2ndの両面で欠けている役割を1人で担える数少ない選手として獲得を期待したい。
昨シーズン4割を切ったFG%や3P%の低下が衰えによる影響なのか、チーム事情によるものかわからないのは不安要素。また、怪我が多いため同じくコンディショニング面で優れないマレーの欠場時に試合に出場できるか不安を感じる面もあるがミニマム契約かMLEで獲得できるなら割安だ。



デニス・スミス

オフェンスの起点△
サイズ◯
ディフェンス◎
シュート力△

バックアップPGとして安価に抑えられる補強。
爆発的な身体能力と屈強なフィジカルを活かした推進力のあるペイントアタックは2ndメンバーに欠けるペイントエリアでの得点力をもたらしてくれる。5outによりペイントエリアのスペーシングが広くなる2ndメンバーとの時間帯は相性が良いと考えられ、クリエーション能力が低いワトソンやCBが攻めやすいクローズアウトシチュエーションを生み出すことができるのではないか。また、ディフェンスやトランジション意識の高さはワトソンやCBといった若い選手と共通するものがあり、エネルギッシュにリバウンドやルーズボールに絡む姿はブルブラを彷彿させるものがある。ディフェンスのハンドワークが良く、速攻を生み出す能力を持つことも評価すべきポイントだ。
30%に満たない3Pとプレーメイカーとしての能力には不安が残るが「ブルブラのような選手」を求めるなら選択肢の一つではないか。



エリック・ゴードン

オフェンスの起点◯
サイズ◎
ディフェンス△
シュート力◎

6thマンとして最高の補強になるだろう。
高いシュート力とクリエーション能力を併せ持つスコアリングタイプの2番。ベンチからの出場でMPJと共にスポットシューターとしてスペースを広げるだけるだけでなく、マレーの横でサブハンドラーとしても攻撃に貢献てきる。総合的なオフェンス面の底上げと火力アップを行いたいのであれば価格面も含め最高の補強だろう。ベンチメンバーのオフェンスの牽引役も十分担えるだろうが純粋なガードではないため、ハンドリング能力のないメンバーとの組ませることを考えると少々不安はある。また、ガードに似つかわしくないフィジカルは多少の利にあるしても基本的にディフェンスでは穴となる可能性が高く、周りのフォローが必要とされる。


ホリデー弟

オフェンスの起点◎
サイズ△
ディフェンス◯
シュート力◯

サイズに欠けるが総合力の高いPG
昨シーズンはロケッツのバックアップPGとしてシーズンローテーションを守った。44/38/92とPGとしては及第点のシュート効率を保ちながら16分程度の出場で0.7TOとミスは少なめ。PnRクリエーションやプルアップジャンパーは派手さはないが堅実でボールを与えれば10点前後を平均して取れる得点力を持つ。
ディフェンスはホリデー兄弟なだけにあってフットワーク、ハンドワーク共に優れとにかくしつこい。兄達のようなサイズや長さは無いが、ドリューのようなフィジカルを活かして身体を当てて守るタイプ。小回りをきかせたチェイスディフェンスやディフレクションが良い。
総合力で戦うバランスの取れた良いガードで個人的な評価は他の選手と同等レベル。サイズが無いというだけでリストから外すにはもったいないと思うがどうか。


メルトン

オフェンス起点◯
サイズ◯
ディフェンス◯
シュート力◯

穴の無いコンボガード
長さを活かしたディフェンスはロックダウン系ではないがディフレクションやバックチップでボールを奪うクセ者系タイプ。
オフェンスでは堅実なスポットアップシューターであるが、ハンドリング能力も十分ありサブハンドラー役も可能。
昨シーズン怪我で30試合程度の出場にとどまっており、コンディション面は不安要素化か。本来MLEのレベルで獲得できる選手ではないが怪我の影響で他チームが避ければワンチャンあるか。


キリアン・ヘイズ

オフェンスの起点◯
サイズ◎
ディフェンス◯
シュート力△

期待されていた能力を発揮できればサイズ、クリエーション能力、ディフェンスに優れた大型ガードとしてマレーとバックコートコンビになれるかもしれない。もう少しロスター枠に余裕があれば強く推したかったが正直そこまで育成に避ける余裕がない。


クリス・ダン

オフェンスの起点△
サイズ◯
ディフェンス◎
シュート力△

昨シーズンようやく力を示すことができた遅咲きの選手。元々PGながら身体の強さ、長さ、アジリティを兼ね備えた屈強なPGとしてはドラフト5位指名を受け将来を期待されていたが、シュートの力の低さやPGとしてのプレーメイク力の低さを理由にチャンスを掴めすにいたが、昨シーズンジャズで3Pに改善が見られローテーションの座を掴んだ。バックアップPGとして出場しながらスタメンではマレーとプレーすることでディフェンス面での負担を減らすことができるだろう。昨シーズン36%を記録した3Pが本物かどうか。


ゴードン・ヘイワード

オフェンスの起点◯
サイズ◯
ディフェンス◯
シュート力◯

もはやガードは必要ないとなればクリエーション能力を持ったウィングを加えるのも1つか。ベンチメンバーはインサイドのメンバーまでスイッチ可能なアスレチック能力とサイズをもっており、ヘイワードがベンチから1番として加入するとなればさらなるサイズアップが可能になり、ベンチのディフェンスでも穴の少ないオールスイッチが可能になる。ヨキッチがいるからこそできる大型ラインアップを1つの武器とするならばリーグ全体の大型への対抗としても決して悪い動きではないのではないか。
そもそも獲得できる金額に収まるかは分からないが優勝を求めるのであれば来てくれるかもしれない。



ロニー・ウォーカー

オフェンスの起点△
サイズ◯
ディフェンス◯
シュート力◯

ウイングを並べるという意味ではこの選手もありか。プレーメイカーとしてオフェンスの起点となるいわゆるPGのようなプレーには向かないが、ペイントへの推進力とシュート力があり、6thマンとしての爆発力に期待することができる。身体の長さや身体能力を上手く生かすことができればディフェンス面でも評価を得ることができる選手になり得る。決して安定感のある選手ではないが、獲得できるなら賭ける価値のある選手だと思う。


契約できたら嬉しい選手

9選手は誰か1人でも契約できたら及第点かそれ以上だとはおもいますが、戦力という面で考えるとこんな感じです。

本命:エリゴー
次点:ディンヴィディ
対抗:ウォーカー
大穴:ホリデー


②バッグアップビッグマン

ローテーション入りが予想されるワトソンやナジ、ホームズといった選手は若く不安が残る。デアンドレはバッグアップとしては悪くないが欲を言えばこのポジションでベテランを1枚加えたい。

PG編で疲れ切ったので候補だけ挙げておく。

サリッチ 
タイス
ラブ
アチウワ
ビタゼ
サドヤン
レン

最後までお読みいただきありがとうございます!FA交渉解禁ももう間もないですが皆さんの考えもあればお聞かせください!

それではまた。

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