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やわらかい未来

2021.1.29

こおりやま街の学校第1期生の修業式がありました。
全ての講座日程が終了したその日、
学校長の指出一正さんから本校正に出された最後の宿題。
「みなさんにとっての “やわらかい未来“  とは?」
私の回答を書いてみました。

私にとっての “やわらかい未来“

それは、「課題解決型<夢実現型 の日常」です。

市職員として勤務し、11年が経とうとしています。
振り返ると、携わってきた仕事の多くは、課題解決型だったように感じます。

困っている人や状況があり、その課題解決のために制度や事業が生まれ、それに従事するといった感じ。
マイナスの状況を、まずは0まで戻そう。そしてなるはやでプラスにしていこうというニュアンスでしょうか。

ところが、課題は次から次へと生まれます。また、課題は絡み合ってより大きくなったり形を変えたりします。
一方で、一度始まった事業や取り組みは、なかなか廃止されません。
ゆえに、仕事は増える一方です。

ちなみに、そうした状況を嘆いてる訳でも、課題解決型の思考を否定・批判するものでもありません。

ただ、ここ数年で漠然と思うのは、
市役所に入る前と入った後の自分では
市役所に入る前の自分の方が好きだなぁということ。

今の自分を否定してはいませんが、
何が違うのか?を考えた時、
入る前の自分は、どうやら夢実現型の人間だったと感じます。

20代前半、大学に通いながら就職活動を一切せずに
バンドでミュージシャンになることを目指して活動していました。

当時は、行動する時の判断軸が
できるかどうかよりも、やりたいかどうかで動いていました。
結局芽が出ないまま自分で決めたチャレンジ期間のリミットを迎え、心から納得して第二の人生を楽しもうと切り替えました。

人生の中に、そんな時期があったからかもしれません。
「○○しなければならない」 よりも
「○○したい」 に心がときめきワクワクします。

今回、こおりやま街の学校に参加できたこと、
他にも色んなことのタイミングが重なり
今後自分がどのように生きていきたいか
ゆっくり自分と向き合う時間が作れました。

行政の仕事は好きです。
これからも続けていきたい。
その時に、街や人の課題を解決することが目的でも
自分の中で、それに取り組むことで
“こうなったらいいな“という夢を持っていきたい。

仕事だけではなく、大切な家族や仲間。
今回出会えた本校生の皆さん、
つながりのある方、これから出会う方。

今後、そうした方達と一緒にワクワクしていくために
夢実現型のやわらかい思考でありたいと思います。

そんな風にしていたら、ちょいちょい面白いことに出会えそうな気がします。
ここ郡山で、皆さんと一緒に笑いながら過ごせたらいいな。

それが、私の「やわらかい未来」かも。

ここからがスタートですかね。
これからもよろしくお願いします!

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懐かしくて笑えるw



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