ウマ娘のライブの影響で苫小牧行った。
撮った写真は5%くらいしか現像できていません。
さて、7/15に横浜にて開催されたウマ娘5thLIVEの、
ホッコータルマエ(CV:菊池紗矢香さん)ソロ曲、
「けっぱれ!輝きストレート」を生で聴き、
最後のシャウトで完全に脳内の思考を「苫小牧」にされた私。
台風到来でフェリーがいつ欠航するか分からない中、
旅立つ前日にイベント、本州に帰った一日後にラジオイベントという、
まぁまぁな限界スケジュールになったものの、
もうあのさやきちさん(注:菊池紗矢香さんのあだ名)のシャウトにやられた私はそんなこと気にしません。
あの頃北斗星やらカシオペアやらはまなすやらで行けなかった北の大地へ、
海から攻めます。
大洗港
出発地は大洗です。中の人は北関東民なので、アクアワールドっていうクソデカ水槽があるクソデカ水族館に行ったり、鹿島臨海鉄道っていうエモい路線を何回か撮りに行ったりしたことがありますが、港に行くのは初めてです。
というか臨海鉄道ってかっこいいですよね。
大洗港到着。ここから約18時間の船旅が始まります。
一曲浴びただけでここまで行きたくなるとは…。
だってあんなさ、タルマエとさやきちのソロ聴いたら誰だって苫小牧行きたくなるじゃん。「大好き!!!!」ってシャウトされた反動で「俺も大好き!!!!」って言いながら船乗ります。
2023年行って良かったライブNo.1公演です。ありがとうタルマエ。ありがとう菊池紗矢香さん。
「苫小牧行」の文字が旅情を誘います。上野の地下ホームで「札幌」っていう表示見た幼少期の記憶が蘇る。
乗船
さっさと乗ります。北海道行くってことでBGMはこれ。
佐久間宣行ANN0リスナー的に、出港するときに「野郎ども港に別れを告げろヨーソロー!!!!」って叫びたくなりましたが、海賊船ではなくフェリーという公共の場だったので我慢しました。褒めて。
…いや、やっぱり海賊船だったかもしれません。縁起的にいいのか…?
というわけで人生初船旅の始まりです。デッキの潮風と風が心地よい。
そして想像以上に揺れる。今までに経験したことのない、安定しないGのかかり方で、たしかにこれはタルマエも酔うよなぁと。
と、思っていたら、台風によっていつもより揺れ増ししてたらしいです。
そういえばこの船自体、台風到来の影響を受けて所定ダイヤより早めに出港してたんですよね。
こんなデカい船舶でも波の影響をもろに受けるのか…ネイチャーパワー…。
私は日和って船の中心に居座っていたんで酔いませんでした。
50単でスナップを撮るのが楽しすぎる。
さすがに揺れすぎて撮るのは断念したんですが、この日は星が本当に綺麗だったらしく、船長が「特別に15分だけデッキのライト消すからみんなで星見ようぜ」という激アツ放送を展開。そんなことあるんだ。
いざデッキに行ってみると、そこは17年の人生史上一番綺麗な星空が広がっていました。君と集まって星座になれたら 星降る夜一瞬の願い事。
また船で星見たい。
そんなこんなで寝ます。起きたら苫小牧らしい。夢の乗り物すぎるて。
苫小牧、いざ上陸
朝、揺れで夢と現実の区別がつかないまま、デッキでボーっとすること数十分。ついにそれは見えました。
おれ「苫小牧だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
白い煙を吐く特徴的な煙突。数多の巨大な船舶。着実に港に近づくさんふらわあ。
「けっぱれ!輝きストレート」を爆音で聴く私。さすがに完璧なオープニングすぎる。進路進行異常なし。サビで走り出す私。サビで走るアニメは神アニメ。
これが、タルマエが生まれ育ち、愛し、魅力を知ってほしいと懇願する "苫小牧" か…。
嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。自分、タルマエとさやきちのパフォーマンスと「大好き!!」が響いて苫小牧まで来ちゃいました。
苫小牧駅
実を言うとこの旅行、「苫小牧行きたい」だけの一心で飛び出てきたので、旅行先で何をするかはおろか、宿さえ決めないで来ちゃったんですよね。要するになんでもし放題。
とりあえず北の鉄道が見たかったので苫小牧駅にやってきました。
ちなみにここ、タルマエの因子継承イベントで言及される聖地らしいです。
競馬へのリスペクトのみならず苫小牧市に対する解像度が高い…ウマ娘運営は何者なんや…。
そして念願のこのポーズを達成。
これです。もはやこれがやりたくて行った。
というかこのさやきちさん可愛すぎませんか?皆さん推しましょう。素晴らしい方です。
記念撮影も済んだので駅を見学。図鑑や有害DVDで見た光景が、あのキハ40北海道色が目の前にいてさすがに電車の顔です。
宇都宮製造。栃木同郷同士ですね。言わずと知れた苗穂の息がかかった車両を見れて感激です。
苫小牧駅の長いホームは、かつて特急がたくさん発着したその面影を感じて、少し切なくなりました。北斗星で来たかったよ。
樽前山神社
続いては樽前山神社へ。今思えば駅のあと観光案内所によっておけばよかった。また次の機会に…。
ホッコータルマエの名前の由来にもなっている「樽前山」のふもとあたりに位置します。奥宮は樽前山の山頂にあるそうです。
写真を撮りつつお参り。
この樽前山神社では、密かに楽しみにしていたことがありました。
ホッコータルマエの等身大パネル…!
とまこまい観光大使ということで、実馬の写真とともに展示されていました。
場所を聞くときに、「あの…ホッコータルマエさんって…どちらに」って聞いたら、神社の方が「タルマエちゃんですね、向こうですよ~」と言っていたのを聞いて、ウマ娘という存在が浸透しているんだなぁと少し感動した思い出。
そしてウマ娘公式のこのツイート。
おれ「サイゲからの私信だろ!!!!!!!!!!」
マジかよ。ドンピシャで苫小牧行く日にタルマエピックアップされてるんやが。
実はこの時点でタルマエを持っていなかったので、こうなったらもう
"苫小牧でタルマエを引いたトレーナー" になってやろうではありませんかと。
というわけで "苫小牧・樽前山神社でホッコータルマエを引いたトレーナー"
という実績、解除させていただきました。
また行きます。
ウトナイ湖
続いてはウトナイ湖へ。タルマエTの皆さんならもう義務教育レベルで知ってる単語だと思うんですが、周囲9km、面積275ha、平均水深0.6mのめっちゃデカい淡水湖で、渡り鳥の中継地となっているそうです。
タルマエのシナリオ、及びストーリーでも度々登場します。
たしかタルマエが行き詰まったときにここでリフレッシュするみたいな事を言っていた気が…。
お天気は生憎のくもりでしたが、周辺の自然豊かさ、展望台からの眺めはすごかったです…。青空が反射するのを見てみたい…!
一旦苫小牧離脱。
水曜どうでしょう 212市町村カントリーサインの旅 苫小牧(妄想)
と、ここまでは苫小牧を巡ってきたわけなんですが、このあと、
苫小牧→安平(民宿)→三笠→月形(キャンプ)→美唄→中富良野→上富良野(民宿)→美瑛→旭川→(高速)→札幌→(高速)→苫小牧
という感じで、宿を決めてないのをいいことに色々なところに行きました。
ちょっとこれ全部まとめるのは厳しいので端折ります。
月形がキャンプなのは宿が見つからなかったからです。
帰路
そんな感じでなんやかんやこんやかんやあって苫小牧に戻ってきました。
札幌から来た高速を降りた途端なんかいたなと思って引き返してみたら…。
シ カ で し た 。
本当に道にいるんですね…。驚きです。頼むから飛び出すのはやめてくれ。
お土産買いに三星へ。よいとまけめっちゃ買いました。
あとこのときかった「よいとまけジャムパン」っていうのが、
ジャムマシマシでめちゃくちゃ美味しかったです。皆さま是非。
写真はありません。撮る前に食べたからです。
苫小牧西港
いよいよ苫小牧ともお分かれです。乗るのは行きの "さんふらわあ" と違い、
太平洋フェリーの「きたかみ」。仙台行です。名前がかっこいい。
しばらくデッキをうろうろしていたら、旅行中ずっと曇っていた空が晴れてきました。お…?
勝った。
さすがに完璧なエンディングすぎる。
「けっぱれ!輝きストレート」を聴くと、苫小牧のハイライトが走馬灯のように流れてきて強すぎます。
この体験をまたしたすぎる。
やることもなく本州側の席に座ってラジオにメールを書く限界ラジオオタク。
電波は悪い模様。しょうがない。
朝起きたらこの光景を独り占めできるの、フェリー強すぎます。
また乗りたい。
このあと仙台から栗原市に行って、「くりはら田園鉄道」という廃線跡を巡りました。最後まで楽しい旅行でした….。
7/15にタルマエとさやきちの曲を浴びて、勢いで1ヶ月後苫小牧に渡りましたが、
もう本当に素晴らしい場所でした。
タルマエ、さやきちさん、「苫小牧」という素晴らしい存在を教えてくれてありがとう。
また行きます!
この一日後、「金曜日のしじみ」のイベントに行きました。
台風でフェリー欠航にならなくてよかった~!!
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