vol.18 【4番ファースト】

 初めてやったパワプロは、セガサターンのパワプロ95。その時代の巨人の4番は落合博満。ウグイス嬢が「4番ファースト落合」って。
 1995年だと私は2歳。そんな時代のプロ野球なんかリアルタイムで見てるわけなしい、覚えてもない。だけど、小学生のときにやってたパワプロ95のおかげで巨人の4番は落合だったんだ、って知ってる。
 そんな94年から96年の3年間だけ巨人に在籍した落合博満の本が、昨日行った勝木書店に売っていた。もちろん即買い。最近読書のペースが落ちていると思っていたけど、1日足らずで読んでしまった。


 内容は、長嶋監督とのこと、原辰徳とのこと、巨人OB連中とのこと、落合信子からのフォロー・叱咤激励などなど。
 私が中学生のときは、中日の監督は落合。巨人の監督は原。どちらも現役晩年に同じチームに在籍し、片や球界最高年棒として中日からFA移籍してきたスーパースター。片や巨人に生え抜きのスターとして在籍し続けた元4番。この2人の確執が10年後、監督としてセ・リーグで優勝争いを演じていた。
 プロ野球ファンには是非読んでいただきたい1冊。

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