大人になること

二十代後半に突入し、大人になりきれない自分の心や身体や生き方と向き合う日々。渦に落ちて這い上がれない日は流れに身を任せてぐるぐると目がまわりきるまでそのままだ。

20歳のわたしと25歳のわたし、何かが変わったのだろうかとふと考えたりする。
・結婚や出産した友人には会いにくくなった
・無理に飲み会に参加しなくなった
・友人と遊んでも写真を撮らなくなった
・SNSの使い方が変わった
・自分の日常をむやみやたらに発信しなくなった
・日々を過ごしているだけなのに会わない人が出来た
・コンプレックスは自意識過剰だと思えるようになった
・国に吸い取られる税金が沢山あると知った
・絵を描いたり文字を描いたりギターを弾いたり編み物をしたりネイルを習得したりした
・母に優しくなって、母は歳を取った
・リップの色はブラウン系を好むようになった
・時短レシピに生かされている
・背中に贅肉がつくようになった
思いつくままに指を動かしてみたけれど、まだまだまだまだ出てきそうだ。
悪い変化ばかりではなく良い変化もあったみたいで、少し安心する。

ここ数年で今まで並走していたはずの友人達とは方向もスピードもあっという間に変わっていって、もう二度と並ぶことも交わることもなくなった。
並走していた気になっていただけなのかもしれないが、それももうわからない。
自分を含めた周りの環境の変化に世の大人達はどう適応していったのだろうか。
20歳の頃から変えられないアイメイクはいつのタイミングで変えたら良いのだろうか。
ほんとうにみんなイエベやブルベや骨格を意識して自分をスタイリングしているのだろうか。
SNSの中で動いている友人達、この先会うことはあるのだろうか。フォローしあっている意味はあるのだろうか。
繋がっているようで繋がっていないネットの世界が余計にわからなくしてくる。

友人やかつての友人、それぞれの人生をリアルタイムで見ることのできる世界線で生きる。
自分だけ置いていかれているような、ただ歳を重ねているだけのようなそんな気持ちになった時にはどんなふうに受け入れて切り替えていけばいいのか、何も見えなくて今すごく苦しい。
普通の顔して歩いていたあのお姉さんも、こんなふうに悩んだ夜があったのだろうか。



同じような夜を越えた方がいましたら、この波への対応法をどうかどうかご教示願います。

思いのまま、指を動かしてしまった。
乱文失礼いたしました。