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分岐点

小さな時から人に好かれている
そんな認識はなかった
1人が楽だとは言わない
1人が好きなわけでもない
人と馴れ合うのは小さな時から苦手
おはようと挨拶だけする関係
だから小学校とか中学校とか楽しかったという思い出はなく、早く卒業式来ないかと
毎日学校通うのが嫌だった
よく人から真面目だと言われた、真面目だと勉強ができるというイメージを植え付けられていた
実際は、悩みに明け暮れる毎日で勉強なんて手に負えない
心を保つのが精一杯だからだ
まさか、子どもたちは同じことはないと思っていた
認識は薄い,しんどいと言われて親子で泣いた
私も忘れたい過去を思い出して
辛い日々は伝染して遺伝するのかと
だから余計にその気持ちが痛いほどにわかる
でもどこかで人の親ともなれば子どもたちは
道を脱線しないようにと願ってしまうものだ
でも、道を選択するのは私ではないのだ
そう、諭されてようやく目が覚めた
信じる
それしかない、祈るような思いでいつも家の玄関をでて仕事場に向かっている

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