ギャンブル依存症になった
認めたくはないのだけど、僕はギャンブル依存症のようだ。
2011年に友人の付き合いでパチンコ屋に初入店、スロット新鬼武者で覚醒を引き、閉店まで出続けるという絵に書いたようなビギナーズラックを体験。それからずっとパチンコ屋に通う日々が続いている。
パチンコ・パチスロを始めた頃は内部的な抽選の仕組みも良くわかっておらず、当然負け続けていたが、ある時期からスロットハイエナに徹することで負けなくなった。
むしろ勝ち続けた。
ちょうどその頃人間関係のストレスで仕事を辞めた。
ニートとなった僕は毎日打った。
2~3年位勝ち続けたかな。そのお金で生活していた。
しかし次第にスロットのハイエナが効く機種が少なくなり、思うように拾えなくなった。
僕は釘の良いパチンコを探して打つようになった。牙狼金色や牙狼魔戒全盛期の頃。
スロットと違って良い台を見つければずっとそれを閉店まで打つことができるので楽なのだ。
確かにボーダーより回るのだが、気付くと40万失っていた。
パチンコは天井がなく、当たっても確変が引けないとまとまった出玉は出ない。確変が引けても運悪く単発なんてこともザラ。悪い方に偏り続けてしまう確率がスロットより高い。結果荒れる。
本当に公表通りの確率で抽選しているのか?と疑うくらい引きが悪かった。
それからは、基本まずスロットの打てる台を探して、無ければパチンコの良釘を探すようにしている。毎日このスタンス。
そこからの収支はトントンくらい。負けてはいないが全く勝てなくなった。パチンコの引きが悪いのもあるし、単純に試し打ちで回らない台を打ちすぎているのが原因と思う。
本来であればここで諦めて辞めるべきであるが、、、毎日通うのは辞められなかった。金を得られないだけではなくただただ時間を浪費した。
そして最近だが、僕の行動はどうもおかしい。
全く期待値のない台を普通に打っている時がある。
スロットの新台を延々平打ちなどという愚行にとどまらず、旧台をも平打ち。回らないパチンコを長いこと平打ち。
こんなことをしたら負ける可能性が高いなんてことは十分に理解している。が、パチンコ屋に入ると何か打たなくてはいられない。制御できない。
変な感覚なのだ。
「スロットもパチンコも今日は良い台がないなあ・・。」
すると・・
体が自動的に動く感覚。適当な理由をつけてサンドにお金を入れている。
流れるようにコインを投入口に入れる。負けたときのことなど想像できない。勝てばいいと思っているらしい。
せっせと毎日毎日通った。お金のために通った。毎日通ったせいで勝ったときの感覚、当たった時の感覚が脳に焼き付いて離れなくなっているようだ。完全に病気。ギャンブル依存症だ。
今も昨日引いたGOD揃いが頭から離れない。昨日は5000枚overの大勝利だったが、今日は-3000枚の大敗。今日なんて酷いもんだ。昨日勝ったもんだから多少の攻めは良しとしたのか期待値皆無の台を打ち散らかした。GODカニ歩きとか。普通に考えてこんなことやっちゃいけない。
僕は他の客とは違うと思っていたけど、同じじゃん。
ここ1年くらい毎回パチンコ屋を出る際に、「今日で引退しよう」と思っている。
一年前大負けして3駅分の距離を歩いて帰った時、「絶対にもう辞めよう、今日から変わるんだ」と誓ったあの日からまるで成長していない。
貯金ももう殆どない。
人とコミュニケーションを取らなくなり、食料以外何も買わなくなった。パチンコで当たって大連チャンすることが最大の喜び。
パチンコ屋には付き合いでも行ってはいけない。そこが人生の分岐点となる確率高し。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?