MI理論

前回、サンディエゴに何しに行ったかを少しだけ書きました。実際に勉強する中で、様々なことが印象に残っています。personalizationが大切だ!と前回書きましたが、では実際に(具体的に)何やねん?と思う方もいらしゃると思います。

まあ簡単に言うと、「カスタマイズ」みたいな意味になるのでしょうか。自分が学んだことを自分なりに咀嚼して、そして自分が考えたこと・感じたことを自分なりに表現してみよう、と言うことです。「表現」と言うとプレゼン、ディスカッション、ディベート、エッセイetc...しかし、それだけでしょうか?人の個性はそれぞれ。感じ方もそれぞれ。そして表現方法も然り。スポーツが得意な人もいれば、音楽が好きな人、そして絵を描くのが得意な人...。人にはそれぞれの個性があり、いろんな表現方法を英語の授業でも認めてあげていいんじゃないの?そこで出会ったのがMI理論(多重知能理論)。これは1983年にハーバード大学のハワード・ガードナーが発表したものであり、人には以下の8つの知能があるらしい。

1)言語的知能 (Verbal - Linguistic)
2)論理 数学的知能 (Logical - Mathematical)
3)空間的知能 (Visual - Spacial)
4)音楽的知能 (Musical)
5)身体運動的知能 (Bodily - Kinesthetic)
6)対人的知能 (Interpersonal)
7)内省的知能 (Intrapersonal)
8)博物的知能 (Naturalistic)

英語の授業であっても生徒の個性に合った表現の仕方があって良いんじゃないか?また授業で無理やり言語を使って表現させなくても良いんじゃないか?最近そう考えるようになりました。延いては教室のレイアウトや受け方も変えてしまって良いんじゃないかとも思うようになりました。実際に私も絵画のワークショップ受けてみて思ったのが、絵画で自分の世界を表現するって面白い。実際に私も絵は下手だけど、描いてみると意外と描ける。そして生徒にも4コマ漫画で表現してごらんって授業中にやってみたら、意外と?絵を描いてくる生徒が多かったのを今でも覚えています。

ICTが発達した今の時代だからこそ、そう言うことも可能になると思います。是非、いろんな表現の仕方にトライさせてみたいと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?