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Jリーグ試合分析

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#浦和レッズ

FC東京vs浦和レッズ〜熱狂国立 これぞ至極のフットボール〜[Jリーグ第6節]

ミッドウィークは国立開催の浦和戦。今季一発目の連戦です。 メンバー・FC東京 川崎戦から6人入れ替えて大幅ターンオーバー。野澤、中村、安斎は今季初、土肥と俵積田は開幕戦以来、エンリケが出場停止と謎の欠場を挟んで3試合ぶりのスタメン。平均年齢22歳のヤングトーキョーで挑む。 ・浦和レッズ 前節からの変更は1枚のみで、FC東京とは対照的にメンバーを変えずに連戦。大久保に変わり大畑が今季初スタメンで左SB。渡邊が初めて左WGに入る。今の髪型めっちゃカッコええな、凌磨。 噛み合

FC東京vs浦和レッズ~いざ出発の時~[Jリーグ第1節]

W杯を挟んだ長いオフシーズンが明け、2023年のJリーグが遂に開幕。アルベルトーキョーの旅2ndシーズン。いよいよ出発の年です。 開幕戦はホームに浦和レッズを迎える。その浦和はポーランドのマチェイスコルジャを新監督に迎えた。選手では興梠が復帰し、ノルウェーのFKボデ/グリムトからホイブラーテンを獲得。一方でユンカーや松尾が期限付きで退団。そして俺の推し江坂さんが韓国へ行ってしまった。残念。 昨季の対戦は1分1敗。ホームでは0-0で引き分けたが、アウェイでは0-3と完成度の

浦和レッズvsFC東京~これが完成度の差だ~[Jリーグ第21節]

3連戦の締めくくりはアウェイでの浦和レッズ戦。 浦和はここ14試合でわずか1敗。と言えば聞こえはいいがその内10試合が引き分けと負けないけど勝ち切れない試合が続く。引き分け11はもちろん最多。 FC東京は前節コンサドーレ札幌に勝ち、ようやく代表ウィーク明け初勝利。今季の挑戦から1度目を背けた戦い方でしっかりと勝ち切った。今節から戦い方を戻してくるのかは1つ注目する部分。 前回対戦は第8節、0-0の引き分け。今思えばこの試合から3試合連続0-0が続き、どんどん調子が崩れて

FC東京vs浦和レッズ~長所を消してでも…~[Jリーグ第8節]

3連戦最終戦です。 試合概要FC東京は前節からスタメン3枚変更。木本、東、アダイウトンに代えてエンリケ、松木、紺野。右WG永井、左WG紺野の組み合わせは今季初。 浦和の前節は退場者を出したこともあり清水に追いつかれてドロー。その試合からはスタメン4枚変更。 (1)重心を下げる守備前節の神戸戦、前々節の横浜FM戦とアンカー脇のスペースを使われてプレスをはがされたFC東京。それを受けてこの試合では守備時にはIHの安部を少し下げて、青木と安部の2CHとなる4-2-3-1を採用

浦和レッズvsサガン鳥栖~ビルドアップを詳しく学べる試合~[Jリーグ]

12年ぶりに浦和駒場スタジアムで行われたJリーグ第24節、8位浦和レッズ対3位サガン鳥栖の一戦は2-1で浦和レッズが勝利しました。 試合のペースを握ったのは鳥栖の方でした。ですが多くのチャンスを決めきれずに84分に浦和の新加入江坂にPKを決められて5試合ぶりの黒星となりました。これだからサッカーは面白いですね。 この記事では両チームのビルドアップの構造について解説していきます。ぜひ最後までご覧下さい! 試合概要メンバー 得点 浦和レッズ  36'(1ー0)明本 考浩