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建築設備設計業界を盛り上げたい!なぜ人気がない?

 自動車会社17年勤務→建築設備設計に転身した珍しい経験を持つ私からみて、2つの業界で似たような構図がある。それは

建築業界の設備設計≒自動車業界の電装設計

という事。類似点は、どちらもあまりその業界では主役ではない事。建築と聞いてイメージするのは、カッコいい外観を作ったり、オシャレな内装を作る意匠設計だし、自動車と聞いてイメージするのもデザインであったり、車の走行性能を設計する部署だ。

 そのことが、設備設計者不足と自動車のIT技術の遅れを引き起こしている。 電気を専門にしたいと思った学生が就職しようと思ったときに、まず目指すのはソニーやパナソニック、三菱電機だ。そして、転職しようと思ったときに考えるのも電気業界。そして、機械を専門にしたいと思った学生が目指すのはトヨタや重工などの機械メーカー。

どちらも”建築”の電気設計や機械設計を目指そうとは思わない。今ではビズリーチなどで少しづつ転職の文化が生まれつつあるが、その転職も”業界内の即戦力”を好待遇でスカウトするものだ。この様にして必要な技術者の頭数が足りなくなる。

 さらに問題なのは、建築における設備設計も自動車における電装設計者も需要が増えている。建築においては様々な設備が増えているし、自動車もモーターで動く部品は増える一方だ。

 需要があるのにやる人がいない。世の中にとってこんな勿体ない事はない。新規事業を始める上で、やりたいこと、やれること、求められる事が重なる部分が最も成功確率が高いといわれる。

そのうち自分で何とかならないのは求められる事だけ。あとの2つ、やりたいか?やれるか?は自分の心とやる気次第。そう、何を仕事にするかを考えたときに、自分ではどうにもならない課題がクリアされているというのはとても大切なことだ。

これから就職する人、転職する人にもぜひ世の中で求められている設備設計という業種を知って、業界や自分の認識の壁を乗り越えて入って来てほしい。きっとそこにはブルーオーシャンが広がっているはず。

そして、(株)山門設備設計も新入社員や中途採用をとれるくらいの売り上げにしたい!これは私のやりたいことでやれるかどうかも自分次第。是非一緒に設備設計しませんか?
トップページ - 株式会社山門設備設計 (sanmon.co.jp)


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