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【設備設計】価値ある建築ってなんだろう。

 ヨーロッパに行くと1900年代前半に建てられたレンガ造の建物が結構残っていたりする。日本では木造建築が多いし、地震があるからそんなに持たないか?いや、そんなことはない。日本には法隆寺と言う1400年前に建てられた建築が残っている。

 では古い建物が価値があるかと言うと、そう言う訳ではない。そもそも建築は目的があって建てられる。政治、宗教、生活、様々な理由で建物が建てられるが、最も価値のある建物は?と言う問いを自分に投げかけると、マイホームだと返ってきた。

 特に戸建てマイホームを建てると言うことはその土地に惚れ、生活して行く決意が伴う。そして未来のことまで真剣に考える。そしてそのプロセスそのものが人生の一部となる。

そんな性格からか、戸建専門の建築事務所も数多く存在する。山門設備でも年に数件の受注をいただくが、今回はHPを見て新規で依頼を頂いた。

設備設計は中規模以上の建築をやる事が多いし、そちらの方が金額が大きかったりもする。ただ、戸建は使う人の使い勝手や、生活を考えながら実施できる大切な機会だと思う。

依頼する施主個人にとっては世界で一番大切なマイホームに携われる事に感謝してとり組みたいと思う。

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