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#88 事業構築が先か、会社設立が先か?(会社設立までの道のり)

 この1週間で会社を設立することに決まった。1年前の今の時期はVRゴーグルを使った事業を妄想していたが、巡り巡って設備設計で起業することになった。

どんな流れで起業に至ったのか。。。

今年2023年の5月に友人の親が、設備設計の仕事を高齢によって少しずつ減らそうとしているという話があった。ただ、昨年の売り上げは1500万円を超えており、業界の人材不足もあり、仕事は営業しなくても人伝で仕事が入ってくるという状況らしい。私と友人は話し合って、二人で手伝って事業になるかを検証してみようという話になった。

設計+CADの仕事だったが、私がCADを普段業務で使うこともあり、スムーズに手伝うことができた。週1回、ミーティングをして、その内容を図面に反映する。こんな生活が5か月くらい続いた。業務委託という形で私が業務を実施して、月20万円以上の売り上げになった。

仕事を手伝っているうちに、この仕事を本業にしてもいいと自分でも思えるようになってきた。時間単価はいいし、1件1件違う住宅に対して設備を考える作業が子供時代にやったプラモデルみたいな時間で楽しかった。そうしているうちに自営業を営んでいる友人も時間が作れるようになって、こちらの事業を手伝うようになった。

 友人が現在事業を行うマンションの隣の部屋が空いているという状況だった。そこを借りるのに法人登録の方が経費を使えるという話になった。そこで知り合いの司法書士の方に連絡して会社設立をすることとなった。

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思い描いてた起業のイメージではなかった。起業とは夢を持ち、社会を変えるという志で行うものだと思っていた。ただ、結果としては起業した。それでいいじゃないかと思える自分もいる。

最初の売り上げを立てるのが難しいが、そこを友人の親というサポートで難なくできた。それはすごくラッキーだった。夢を語る20代の起業ではないが、30代後半の起業としてはラッキーパンチでもビギナーズラックでも、起業というスタートラインに立てたことを誇りに思いたい。

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