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JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦1部第10節 vs法政大学戦マッチレポート

7月15日(土)JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦1部第10節。
流通経済大学はアウェー、法政大学城山サッカー場で法政大学と対戦した。


チーム情報


流通経済大学(以下、流経大と略)は第9節までに勝点14でリーグ戦4位。直近のリーグ戦3試合負けなしだ。一方の法政大学(以下、法政大と略)は勝点11で7位。両チームの勝点差は3しかなく、インカレ出場圏の維持、また優勝争いに踏みとどまるためにも負けられない試合だ。

流経大のフォーメーションは4-3-3。
スターティングメンバーは直近の試合から2人変更。6番中島舜、11番松永颯汰が入った。

スターティングメンバー

試合開始


法政大のキックオフで試合開始。開始直後から法政大がボールを保持し、果敢に攻撃を仕掛けてくる。前半1分、右サイドを崩され、最後は法政大23番松村にシュートを打たれるがポスト直撃で失点を免れる。この後も自陣に押し込まれる展開が続く。しかし1番デューフエマニエル凛太朗を中心に集中力の高い守備で法政大の攻撃を防いでいく。攻撃に転じたい流経大だったが、法政大の素早いプレスによってすぐに奪い返され、なかなか攻撃に転じることができない。敵陣までボールを運ぶ場面もあったが、決定機を作ることができない。前半は0-0で終了。失点はしなかったが、シュート本数は流経大1本に対して法政大は13本。シュート本数だけ見ても圧倒的に攻められている印象となる前半だった。

後半


なんとか流れを変えたい後半だったが、後半6分、法政大にセットプレーからゴールを許してしまう。左サイドのペナルティエリア付近からフリーキックのクロスボールを法政大7番今野にヘディングで決められてしまう。その失点の直後、流経大は5番渋谷諒太、17番前田陸王に変えて16番清水蒼太朗、28番川畑優翔を投入。6番中島を右サイドバックにスライドし、フォーメーションを4-4-2に変更。攻撃的な布陣にした。すると後半10分、コーナーキックのこぼれを拾い、右サイドから11番松永がゴール前にセンタリング。前線に残っていた4番根本健太がヘディングで合わせ、ゴールを決め同点とする。これで根本はリーグ戦3ゴール目となった。後半20分、7番八木滉史に代えて20番豊田柊弥、後半30分には11番松永に代え8番廣瀬正明を投入する。同点に追いついてからは法政大がボールを保持する時間が続くが流経大は激しいプレスからボールを奪い、チャンスを作っていく。ゴール前でも相手に簡単にシュートを相手に打たせない。膠着状態が続く流れを変えるため流経大は6番中島に代え3番小澤希海を投入し、フォーメーションを3-5-2に変更。この交代が功を奏する。後半45+1分、カウンターの流れを切られスローインになるが10番藤井海和がすぐさまリスタート。そのボールを受けた16番清水が相手をターンでかわし、ドリブルでゴールへ接近。ゴール前で待っていた28番川畑にパスを出し、これをそのままダイレクトでゴールへ流し込み逆転に成功する。このゴールで川畑は今シーズン公式戦初ゴールとなった。その後法政大の猛攻を凌ぎ切り、試合終了。
これでリーグ戦2連勝で4試合負けなし。順位は3位に浮上。アミノバイタルカップの鬱憤を晴らすかのような勝利となった。

1-2○
得点者
法政大
7番今野息吹
流経大
4番根本健太
28番川畑優翔

次節


次節は7月22日(土)18:00ホーム、流通経済大学龍ケ崎フィールドで7位拓殖大学と対戦する。首位筑波大学を追走するためにも落とせない試合だ。

今後ともチームの応援よろしくお願い致します!

4番根本健太選手の試合後コメント


立ち上がりからチャンスを作られる場面が多くあり、苦しい時間帯が続いて先制点を許してしまいましたが、自分が得意とするセットプレーから同点に追いつくことができ、川畑の逆転ゴールで勝点3を取れたことは良かったかなと思います。しかし90分間通して決められていたらという場面が多くあったので、自分たち最終ラインからもっとコミュニケーションをとりながら、1つのチャンスも作らせないという気持ちで戦っていきます。

根本健太選手

28番川畑優翔選手の試合後コメント


試合の入りから相手の時間が多く続きましたが粘り強く戦って、自分自身もゴールを決めれて勝てて良かったです。ゴールシーンは味方がサイドをえぐって来るのが見えたのでいい位置で止まれていたと思います。次節の拓殖大学戦はホームなのでチーム一丸となって勝てるように頑張ります。

川畑優翔選手





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