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「アミノバイタル®」カップ2023第12回関東大学サッカートーナメント大会3回戦 vs平成国際大学戦 マッチレポート

6月23日、流通経済大学は「アミノバイタル®」カップ2023第12回 関東大学サッカートーナメント大会 3回戦で平成国際大学と対戦した。


チーム情報



今大会、流通経済大学(以下、流経大と略)は関東大学サッカーリーグ1部所属のため3回戦から登場。一方対戦相手の平成国際大学(以下、平国大と略)は関東大学サッカーリーグ3部所属。リーグ戦10位ながらも1回戦、2回戦を勝利し、3回戦まで進出。カテゴリーは流経大より下とはいえ、決して油断できない相手だ。


流経大のスターティングメンバーは直近のリーグ戦から3人変更。14番鈴木奎吾、8番井田祐成、そしてU-19全日本大学選抜のイタリア遠征から戻ってきた29番畑野遼太がスタメン入りした。またU-19日本代表の活動に参加していた21番デューフエマニエル凛太朗が第7節東海大学戦以来のベンチ入りをした。

大学選抜の活動から戻ってきた畑野遼太

試合キックオフ!


前半

平国大のキックオフで試合開始。開始直後から流経大がボールをを保持し、ゴールの機会をうかがう。しかしなかなか決定機に至ることができない。一方の守備では平国大の攻撃をDFライン中心に危なげなく阻止していく。
すると前半31分、果敢なプレスから平国大のパスミスを誘い、14番鈴木が相手のパスをカット。そのボールを18番宮田和純につなぎ、宮田が左足でシュート。シュートはゴールの右上に突き刺さり、流経大が先制し1-0とする。
その後も流経大がボールを保持する時間が多く、ボールを奪われてもすぐプレスをかけ、奪い返し、平国大にチャンスを与えない。しかしなかなか決定機を作ることができず、1-0で前半を終える。

先制点を決めた宮田和純

後半

後半も流経大がボールを保持し、ペースをつかんでいく。しかし追加点をとることができないまま時間が過ぎると平国大が徐々に反撃にでる。後半22分にはビルドアップをパスカットされ、シュートを打たれるが、これは枠の外。点差を広げたい流経大も後半24分にクロスからチャンスを作り17番前田陸王がシュートを打つが、こちらのシュートも枠の外。さらに後半33分自陣で相手のボールを奪い、カウンターを仕掛ける。途中出場28番松永颯汰のクロスから7番八木滉史がヘディングシュートを放つがポスト横へ外れゴールならず。
すると後半アディショナルタイム45+2分、恐れていた展開を迎えてしまう。コーナーキックからのクロスボールを平国大19番今野に決められてしまい、試合終了間際に1-1の同点に追いつかれる。
そして1-1で後半終了。延長戦へ突入する。

延長戦、そしてPK戦へ

延長戦

90分で決着がつかず、前後半10分ハーフの延長戦に突入する。
勝ち越したい流経大は開始直後から果敢に攻撃を仕掛けるが、平国大に跳ね返される。
そんな中延長後半4分、流経大のクロスを跳ね返されると、そのボールが相手FWにつながり、DFラインを突破されてしまう。そしてGKと1対1となった場面で1番彼島優がペナルティエリア内で相手を倒してしまいPKを与え、絶体絶命のピンチに。しかしこのPKを相手が外したため、失点を免れる。
その後両チーム一進一退の攻防を見せるがゴールに至らず、1-1で延長戦は終了し、決着はPK戦に委ねられる。

PK戦

流経大の先攻で始まったPK戦。流経大の1人目、2人目18番宮田、28番松永は成功。平国大も成功。しかし、3人目4番根本健太のシュートはGKにキャッチされてしまい、まさかの失敗。平国大の3人目は成功。その後流経大4人目、5人目の23番田口空我、15番松本洋汰が成功させたが、平国大4人目、5人目が成功。これによりPK戦4-5となり、敗戦となった。

1-1(4-5)
得点者
流経大 18番宮田和純
平国大 19番今野達也

次に向かって


この敗戦によってアミノバイタルカップはまさかの2年連続初戦敗退となった。

試合後宮田選手は「また1からチームとして、個人としても強くなれるように頑張ります。」とコメント。

次の試合は7月15日(土)17:00より関東大学サッカーリーグ第10節、アウェー法政大学戦となる。4位と7位の対決であるが、勝点は3差となっており、インカレ出場圏を維持するためにも絶対に勝たなければならない試合だ。

今後ともチームの応援よろしくお願いします!



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