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今の僕の状態

ここ三ヵ月ぐらいは僕はずっと停滞している。ほとんど創作には手がついていない。進捗と言えば『ドン・キホーテ』を再読したことぐらいだ。

なぜそうなったのかだが、一因としては、けっこう何か月も集中して原稿を書いていたからだ。それが終わったから、気が抜けて集中できないというのがある。

いま取り掛かっている短編は6000字ていど書いたところで手が止まっている。ノベルゲームのほうもいざ物語が動き出す、というところで制作の手が止まってしまっている。

僕はもう、だいぶ歳を取った。残りの人生は少ない。本来は停滞している暇などないはずだという焦りがある。

しかし実際として、焦っても何にもならないということがある。僕はもうほとんど自分という人間を他人のように思っている。他人は自分の思うようにはなかなか動いてくれないものだ。だからこの状態は仕方がない。せめて僕は余計な寄り道をしないようにしたいと思う。例えばノベルゲームをいま作っているのは意味があることだと思う。しかしスプラトゥーンをプレイしているのは、正直なところあまり意味がないことだ。これはそろそろやめて、なにかもっと有効な遊び――遊んでいる間も学びがあったり、あるいは癒しのある遊び――を見つけたいものだと思う。