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#5【23/24 セリエA第5節】サッスオーロ×ユベントス

◆試合開始前
•ユーベは2試合連続同じスタメン。カンビアーゾなかなか出番なし。

◆ユーベの保持と相手の守備(前半)
•左はコスティッチとラビオの連携。たまにキエーザも絡む。たまにダニーロも攻撃参加。クロスからのブラホとマッケニーのヘッド狙い。
•マッケニーの役割はスチェスニーのロングキックのターゲット、左からのクロスのターゲット、右から突破してクロス。+上下のアップダウン。
•スチェスニーとブレーメル+ダニーロorガッティの3枚でビルドアップ。ガッティorダニーロが開く。サッスオーロは両CBにプレスかけつつ、そこからWBか中盤に出たクサビのパス狙い。
•マッケニーとコスティッチは下がりながら後ろ向きでパスを受ける。ここが苦しい。ワンタッチで中盤に預けられれば前進できる。出来なければショートカウンターを受ける。

◆ユベントスの守備と相手の狙い(前半)
•左のロリエンテがマッケニーを釣り出し、左サイドバックがオーバーラップ。マークがミレッティからガッティに変わる瞬間に、バイラミがガッティの裏を狙う。

◆ここまで失点が少ないユーベがなぜ2点も取られたか。
•中盤で単純なパスミスからショートカウンターを受ける回数が多かった。
•枚数は揃ってるが重心が低く、3バックの3人が全員ペナルティエリア内まで押し込まれる。•ペナルティエリア外からのシュートが増える。たぶんこれがサッスオーロの狙い。ロリエンテ、ベラルディと技アリシュートが2本決まる。

◆選手交代
•後半頭からミレッティ⇄ファジョーリ。コスティッチ⇄イリング。アッレグリはどう修正するか。
•58分マッケニー⇄ウェア。より攻撃的に。
•75分ブラホ⇄ケーン。ミリクじゃなくてケーン。アピールしたい。
•82分ロカテッリ⇄ミリク。キエーザは残し。ダニーロを右に移して4-4-2の形。

◆ユーベの保持(後半)
•イリングが出ることで単独でドリブルで仕掛ける選手が増える。
•コスティッチの強みは下がりながらのボールの受け方が上手い、豊富な運動量、対人守備の強さ、カウンター時の持ち上がりの馬力、正確なクロス。
•イリングは運動量と守備の局面で若干不安。あと後ろ向きでボールを上手く受けれるか。
•キエーザが1.5列目で受けてドリブルで前進できるのが大きい。ブラホとの縦関係から前向きで受けてドリブル開始。低くなりがちなユーベの重心を上げられる。
•前節と比較してロカテッリが触る機会が少ない。ロングパスが少なく相手も対処しやすい展開に。後半からファジョーリ含めてサイドチェンジを意識し始めた。
•ガッティとダニーロの運ぶドリブルが少ない。横パスが多く単調になりがち。
•73分ウェアとイリングがポジションチェンジ。揺さぶりたい。
•78分キエーザ同点弾。ブラホと熱い抱擁。最高。
•ファジョーリが2本のワンタッチパスで得点を演出。ミレッティとは違う強み。
•ケーンは1人でロングカウンター出来るのが強み。後半には特に助かる。

◆ユーベの守備(後半)
•68分ミスからサッスオーロのロングカウンター。最後イリングよく足だした。
•71分左サイドをロリエンテとヴイニャの2枚で崩される。サイドチェンジからヴイニャがワンタッチでロリエンテに。ロリエンテがガッティを引きつけている間にヴイニャが上がる。ガッティとウェアのマークの引き渡しが中途半端で簡単に裏を取られる。
•76分2度目のガッティの裏。
•82分ピナモンティの勝ち越し弾。外からのミドルからのこぼれ球。サッスオーロの狙い通り。
•95分ガッティOG。なんということでしょう。

◆気付き
•ベラルディはキープ力とチャンスメイク力はやはり抜群。チャンスに繋がる効果的なパスも多い。右に張る機会が多いがユーベに来てたらアッレグリは3トップやるつもりだったのか。

◆感想
•ゲームプランとしては悪くなかったはず。ビルドアップのパターンが少ない。中盤でもう少しボールを散らしてワンタッチやサイドチェンジでリズムを作りたい。
•キエーザの好調が救い。いるといないとで全然違う。今日もフルで出たけど怪我だけが心配。
•今年はやると思ったが雲行きが怪しくなってきました。

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