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#27【23/24 ラリーガ第11節】バルセロナ×レアル・マドリード

◆バルセロナは3-4-2-1。ガビとギュンドアンの2センター。フェリックスとフェルミンが高めの2シャドー。この四角形でレアルを崩せるかに注目。

◆レアルはいつも通り4-3-1-2。カマビンガではなくメンディ先発。ほかは順当。

◆高めの位置を取るバルデにはバルベルデが下がって対応。5バックの形になることが多い。

◆6分バルセロナ先制。1発のミスからギュンドアンが決め切る。

◆レアルは過密日程で追い込まれれば追い込まれるほど強い。

◆もはや驚かれないレベルに達しているけどロドリゴのドリブルめっちゃ上手いな。バルサDFをスルスル抜いていく。

◆レアルは守備時クロースとチュアメニの2センターになる。バルベルデとベリンガムはサイド担当。2センターの位置にバルサはギュンドアン、ガビ、フェリックス、フェルミンの4枚をぶつけて数的優位を形成。2センターの前後にポジションを取り惑わせる。センターバックが出て行けばフェランが狙う。バルデとカンセロが高い位置を取り、バルベルデとベリンガムをピン留め。中盤の4枚でマドリーを攻略出来るかが鍵。

◆バルセロナの守備。ギュンドアン、ガビ、フェルミンの3枚でベリンガム、クロース、バルベルデの3枚を見る。ヴィニシウスにはアラウホマンツーマン。

◆中央のジョアンフェリックスとフェルミンが上手く受けてチャンスにつながる場面が多い。サイドはバルデの個人技のみ。サイドでの打開は難しそう。

◆チュアメニが前に出てギュンドアンとガビにプレスを掛ける。バルセロナのビルドアップへの牽制+ショートカウンター狙いか。

◆ベリンガムも中央によることが多い。カンセロが浮くはずだがあまり上手く使えてない。

◆両チームプレスはそこまでかけず撤退気味。スペースを作りたくないことから。硬直する展開。

◆バルセロナは守備のセット時4-4-2。バルデとフェリックスが一枚下がる。

◆メンディー→カマビンガ。フェラン→レバンドフスキ。

◆カマビンガに代わったことでカンセロが活きてきた。積極的に仕掛ける。

◆クロース→モドリッチ。ロドリゴ→ホセル。バルセロナの撤退守備に対してモドリッチは活きそう。

◆モドリッチがフリーになる機会が増えて散らしながらマドリーが押し込む展開。ヴィニシウスが警戒されまくってるので、チャンスはミドルかセットプレーか。

◆68分レアル同点弾。ベリンガムのスーペルゴラッソ。その前も押し込む展開からチュアメニのミドルもあり、得点の匂いがしてきていた。膠着した展開を個で打開するマドリーらしい得点。

◆フェルミン→ロメウ。フェリックス→ヤマル。カンセロ→ハフィーニャ。ヤマル左ウイング。4-3-3に。

◆ガビが一枚上がったところを使われている。次の得点をどっちが奪うか。

◆90分マドリー勝ち越し。カルバハルからモドリッチがドフリー。こぼれ球をベリンガムが押し込む。役者が違うぜ。

◆そのまま1-2で試合終了。バルセロナは勝ってもおかしくない展開だったが結果はベリンガムのゴラッソでマドリー勝利。バルセロナは守備重視ではあったが中央で崩すアイデアは悪くなかったし点も取れていた。試合を決めれるスーパースターが必要か。

◆マドリーらしい勝ち方。この決定力をもってすれば多くのチャンスを作る必要はない。ヴィニシウスが消されてもベリンガムがいる。モドリッチもいる。バルベルデもいる。これぞマドリー。ナイスゲーム!

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