【webライティング】知識0のテーマを書くコツや考え方について
皆さんこんにちは。
webライターのきむです。
様々な依頼を受けて記事を作成するwebライターは、自分がこれまで触れてこなかった分野について書く機会がとても多いのではないかと思います。
全く知識がないテーマについて必死で情報を集め、それをまとめながら競合と似通った内容にならないよう注意して文章構成にも気を配る…。
必要な作業と心構えを改めて並べただけでもかなり神経を使うお仕事です。
そこで今回ご紹介したいのは、
「知識が0のテーマを書くにはどうしたらいいのか」
という観点についてです。
どんな書き方をすればスムーズなのか、どんな感覚で取り組めば書きやすいのかなどといった面からお話ししていきたいと思います。
1.知識が0のテーマの書き方
まず始めに、知識がないテーマについて書く時に覚えておくといい書き方についてご紹介します。
手順としては以下の通りです。
1.対象テーマの本や動画などを見る or 競合サイトをユーザー目線でチェック
2.チェックした内容とユーザーニーズを合わせて記事に必要なポイントを抽出
3.抽出したポイントを基にアウトラインを作成する
4.競合が触れていない内容や独自の観点などもアウトラインに入れていく
5.文章を書いていく
基本的なライティングの手順とほとんど同様のものにはなりますが、全く知識がない状態で臨むことの多いライターにとっては必須な手順かと思います。
逆に言えば、これらの手順を辿ればどんなテーマでも書くことができるようになるのです。
基本となるパターンをしっかり押さえることで、自分の書き方が見つかったり、テーマごとに書き方を切り替える技術を身に付けることに繋がります。
2.国語のテストに置き換えてみる
知識がないテーマやキーワードについてライティングをする上で身につけておくと良い感覚としておすすめなのが、
「国語のテストに置き換える」
ということです。
記事を書く時に必ず当たる障害が、そもそも知識がないから何を書けばいいのかわからないということ。
その障害を超えるために必要な感覚として、ライティングを学生時代の国語のテストに置き換えて考えるというのがあります。
得意だった方も苦手だった方も、一度学生時代に戻って思い出してみてください。
国語のテストは問題用紙の上半分に題材となる文章があり、下半分にはそれについての解答を記載していく欄があります。
限られた時間で文章を読み込んでいく中で問題文との一致点がわかってきて、そこで見つけた答えを解答欄にはめ込んでいく作業でしたよね。
計算をして答えを出す数学や、実験の手順と公式を並べていく理科とは大きく異なります。
実はこの作業、ライティングと全く同じ感覚なんです。
テストの問題文を競合サイトや資料、これから文を書く空白の記事を解答欄に置き換えてみましょう。
どちらも共通しているのが、
「文章の中に答えがあるということ」
あらかじめ用意されている文章の内容を理解することさえできれば、空欄に答えが浮かんできてそれをなぞるだけで満点になるのです。
多数のクライアントを抱えていて様々なテーマの記事を書くことが多いライターの方はもちろん、ライティング自体が全くの初心者の方でもこの感覚を持っているだけで記事作成へ取り組みやすくなりますよ。
3.必要な時間はできるだけ短時間で集める
もうひとつ、知識0のテーマのライティングをする際の感覚として身につけたいのがこちら。
「必要な情報を短時間で集める」
ということ。
テーマについて深掘りするためには時間がかかりますが、かけ過ぎてしまうといつまで経っても記事作成に入れません。
知識がないテーマだと特に時間をかけてしまいがちですが、時間をかけずにできるのに越したことはありません。
良質な記事を多く生産するためにも、可能な限り短時間で必要な情報を全て集めること、またそれを意識することが大切です。
また、私たちライターにはどうしても「納期」というものが付きまとってきます。
納期を守ることは偉いことではなく、まずはそれを守ることが前提で動かないといけません。
提示された納期を守るためには、できるだけ時間をかけずに良質な記事を作成しなくてはいけません。
先ほどご紹介した国語のテストも、時間が決まっている中で取り組みますよね。
そういった面からも、短時間でテーマについての情報を集めようという感覚がライターには必須になってきます。
まとめ
今回は知識がないことについての記事作成にスポットを当ててご紹介しましたが、いかがでしたか?
ライティングの取り組み方そのものと共通する感覚ですね。
作業の工程は、資料やweb上から情報を集め、ニーズに合わせたアウトラインを作成して文章を書いていきます。
国語のテストのように、限られた時間で集めた良質な答えを解答欄に当てはめていく作業という感覚と思っておくと良いでしょう。
知識のないテーマについての書き方に行き詰まっている方は、ぜひ今回の参考にしてみてください。
最後に
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
実際にこれらの手順と感覚で記事を書いてみて、自分でも改めてやりやすさを感じました。
なので少なくとも皆さんにとってマイナスになるよう内容ではないかと思います。
人それぞれに様々な感覚がありますので、あくまで考え方の参考のひとつとして捉えてくださいませ。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう。
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