見出し画像

露払い

日記で「だ・である調」を使うと、どうしても言葉が流れていかない。ポジティブに日々入出力を繰り返している人ならばさしたる障害にはならないと思うけれど、「だが」「しかし」「けれど」と否定でつながざるを得ないような内容ばかりだと、どのセンテンツも似たり寄ったりの構造になってしまう。言葉が内を向いている。この締め方自体が完全に手癖で、どうにかしたい。これもそう……。

スランプ

わけあって、歌の練習をしている。録音を聞き返すと聞くに堪えない棒声になってしまっていて、いくらなんでもこんなはずじゃ……とほぞを嚙んでいる。マイクが苦手なのは自覚があって、音量が自分の出した声そのものじゃないので感覚が狂う。無理に演奏に合わせようと声を張り出しているからおかしくなっているのでは、という仮説はある。実際に現場でどう克服するかは、出口が見えない。力を抜いて鼻歌のように気楽に歌えばそれでいいはずなんだけれど、緊張しいだからな……。次回は録音を別個にとって曲間に検証してみようか。

コツを忘れる、勘を取り戻す

ニンテンドースイッチにはスリープだけでなく電源を完全オフにする機能があると購入して四カ月目にしてはじめて知り、落としてタンスにしまったことでシレン中毒から抜け出しつつある。

とは言え依存症からの脱出は一日にしてならず、うっかり電源を入れて遊んでしまう日もある。すると、ほんの数日さわっていなかっただけなのに、細かいコツを失念してしまっているのに気付く。

こういうのは数独キラーだったりテトリスだったり、手慰みにはまりこんだミニゲーム全般でも起こっていて、習慣による最適化が人間には機能として備わっているなと再確認する。ドラゴンクエスト7にも、転職を繰り返すと前の職業の技の一部が使えなくなって、数戦して「勘を取り戻す」ことで再び選択できるシステムがあった。だから習慣化は大事だよなという結びにしてもいいんだけど、どちらかというと、悪い習慣をやめることで生じるデメリットも意識しておいた方がいいなという思いの方が強い。

ダイエット

ラーメンとハンバーガーを食べすぎている。ストレスによる過食、低血糖による偽食欲と心当たりはあるが、こうした精神の炎症に即効性のある薬はないので、気合もしくはシステムで解決するしかない。腹囲が笑っていられない丸みを帯びて、体を左右に傾けると脇腹の肉が邪魔をするのは生活上も厳しい。

ひとまず、ほったらかしにしていた乳酸菌を三食ごとに服用することからはじめた。服薬は食事の間隔をある程度規定する効果があるので、規則正しい食生活で余計な間食の隙を与えないこと、また食事でストレスを感じないようにするのが大目的。あとは、もやしもんを読んで猛烈な腸内細菌叢・腸内細菌猛(ちょうないさいきんもう)を作り上げたいというミーハーな部分もある。

今のところ、過剰な食欲が気持ち収まったような感覚と、乳酸菌を取るのに外食だと面倒なので、外に出て食べようとしなくなったのが成果と言えば成果だ。もともとは痩せ型だから、運動をしなくても適正な食事さえ保てば痩せるはず。これは信仰の領域だ。運動はしない。秋口にはしゅっとしたかんなみちゃんをお見せしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?