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零細起業の経営実務(52)リーゾでもできるSDGs

新聞やニュースで昨今よく目にするようになった「SDGs」。
Sustainable Development Goalsの略で、日本語に訳すと「持続可能な開発目標」、とされています。地球環境の維持と人類の発展をともに実現するために取り組みたい課題のことだと考えればよいと思います。

SDGsは全部で17あります。世界各国で、それぞれの目標に国としてどう取り組むかを検討し、宣言、実行していくことになっているようです。

企業でもSDGsを無視できない状況になってきています。SDGsに取り組んでいない会社とは契約しない、製品を買わない、という動きも出ているため、少し先を見据えた経営戦略として積極的に取り組み、アピールする企業が増えています。

・・・ということを、実は最近勉強したばかりです。

知ると何かやってみたくなるのが悪い癖のリーゾ。関係ありそうなGはないかなと考えてみました。

まずは、

8「働きがいも、経済成長も」

経営者である自分もですが、日々がんばってくれている社員は働きがいをじゅうぶんに感じて欲しいです。気持ちよく働いて、余暇でリフレッシュできるサイクルを維持しつつ、しっかり稼いで成長もする。たいへんうれしい目標です。

4「質の高い教育をみんなに」

実験補助者になりたい人、スキルアップしたい人向けのセミナーを行ったり、科学好きな子供むけの実験キットを作ったり、という方向で、少しは貢献できる可能性があります。

5「ジェンダー平等を実現しよう」

リーゾは女性比率が非常に高く(今期後半は男子1名がいるので100%ではないですが)、女性活躍という点では最先端です。
この先、性別・性自認に関係なくだれもが活躍できる組織をめざすと考えると、とてもワクワクしてきます。

また、あくまでも社外(研究者さんのお仕事)のサポートを通じてですが、

9「産業と技術革新の基盤をつくろう」

なんていうGにも、大いに貢献していきたいつもりでいます。

SDGsの項目にとらわれず、身近なところから、やれることをやればよい、とも言われています。とすると、たとえば、

・できるだけペーパーレスにする
・できるだけ簡易包装にする
・エアコンの温度を、冬は低め、夏は高めにする
・若者の相談相手になり、よりよい未来に導く
・リサイクルに努める

といったごく簡単な、個人レベル、家庭レベルでできることもたくさんあることがわかりました。

リーゾは昨夏、超古いエアコンを最新型に変え、電気の使用量がずいぶんへりましたが、これも良い取り組みのひとつだったわけですね。起業したい若者の相談にも載ってますし、筑波大の研究者育成プログラム評価委員をやってることにも地球規模の意義があったのか!とひそかにほくそえんでます。

もともと超低投入で極限まで無駄を減らした運営をしていることもあり、地球に優しくないことはあまりしていないのですが、さらにできることはないかなあと考えて、とりあえず紙ごみの削減のため「雑紙回収箱」を作りました(そんなに出ないですが)。

SDGsといえば、『SDGs理解促進ツール・ひとこと多い張り紙』というものを見つけました。ダウンロードして印刷して身近なところに貼っておくと、「SDGsにつながる想いに気づかせてくれる」のだそう・・・。

すぐにリーゾで使えるものはなかったのですが、フリーフォーマットもあり、どんなひとことを書くか考えるだけでも「SDGsにつながる想い」を抱く効果がありそうです。

https://www.janic.org/world/sdgstool/
(特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC))

2020年2月5日配信のすいすい通信より抜粋
すいすい通信 vol.107 2020年2月号 株式会社リーゾ (rizo.co.jp)

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