RIZAPがAuthlete Customer and Partner Meetup 2023にも初参戦!
▶︎プロフィール
新井幸希/プロダクト開発統括1部エンジニア
↓↓↓ 各講演のレポート記事はこちら ↓↓↓
RIZAPはAuthleteの導入企業です
われわれRIZAPはAuthlete導入企業として参加しましたが、自分自身、企業の一員として技術系のイベントに行くのは今回が初めて。
「現在利用しているAuthleteのイベントがあるから行かない?」と上司に言われ、「ぜひ行きたいです」と答えたことから参加に至りました。
現在RIZAPはカンファレンスやMeetupなどのイベントに積極的に参加しているため、メンバーもこうした機会に恵まれているのだと思います。
>>>>過去のカンファレンス参加レポート
会場は、六本木ヒルズ・森タワー49Fのアカデミーヒルズの一室。
ざっと見たところ70人以上の参加者がおり、会場は賑(にぎ)わっておりました。イベント中は時折笑い声も聞こえ、終始和やかな雰囲気に包まれていました!
RIZAP、セッションに登壇!
この日はわれわれRIZAPから、プロダクト開発統括1部の部長である佐藤が導入事例セッションに登壇。RIZAPの統一IDである「ZAP ID」とAuthleteに関する発表を行いました。
主な内容は、統一のID基盤である「ZAP ID」のブランディングにあたりコストや認証の自由さなどからAuthleteを選んだことや、その導入効果、そして今後についてです。
発表ではchocoZAPが2023年のトレンドヒット商品第2位に選ばれたことにも触れたのですが、1位はchatGPTだったことから佐藤部長が「これは実質、chocoZAPが1位と言っても良いのでは?」と言った際には、会場からも笑いが起こっていました。
セッション間の休憩時間にはRIZAPのエンジニア採用に関して個別の質問も頂戴し、エンジニア組織としても注目されてきているのだなと実感しました。
Authleteのすごさを感じました
各セッションを通じて印象的だったことは、どのセッションでも「認可に関してはAuthleteが担保してくれるので認証を自由に設計でき、認可に対するコストを下げられた」とお話されていたことです。
金融パネルディスカッションで、(株)みんなの銀行のエンジニアリングマネージャーである穴井さんが「Authleteが標準仕様を追いかけてくれるので、FAPI2.0の認定を取る際にも役に立った」と語っていたことも、Authleteのプロダクトとしてのすごさを感じる出来事でした。
また、日本経済新聞社のソフトウエアエンジニアである淵脇さんが「Authleteを利用することで、標準仕様を理解するためのモチベーションが上がった」とおっしゃっていたことも印象に残っています。
自分はBaaS(Banking as a Service)の業界にあまり詳しくないため、銀行の認証認可は遠くの世界のように感じていましたが、同じソフトウエアを通してディスカッションを聴くことで、業界に対する解像度が上がったと思います。
休憩中には他社のID基盤チームの方に認証についての相談に乗っていただいたり、逆にいただいた質問にお答えしたりと、参考になるやりとりをさせていただき、とても刺激になりました。
続いて行われたAuthlete代表取締役の川崎さんのセッションは、Authleteのアップデート情報だけでなく、業界の情報やSD-JWTやOID4VCIの仕様説明などもあり、非常に興味深い内容でした。CTOのジョセフ・ヒーナンさんもOpenWallet Foundation Updateについて解説してくださるなど、豪華な内容だったと感じています。
各セッションの詳細に関しては、ぜひ以下よりセッションレポートもご覧ください。
いろいろな裏話も聞けた懇親会
その後の懇親会でも多くの方とお話しする機会に恵まれ、セッションの内容に関する疑問点や、OID4VCIの破壊的変更の経緯についてお話を伺えました。
技術について話しながらおいしい食事をするのは楽しいですね。標準仕様に関してのさまざまな裏話を聞けたのも、懇親会ならではだと思いました。
おわりに
これまで自分には、あまりID基盤の知見がありませんでしたが、今回のイベントで認証についてのモチベーションも上がりました。RIZAPでは今後、ID基盤チームも大きくなっていくと思うので、今回のイベントで学んだことをチームに還元していきたいと思います。
(了)
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