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カカシ先生の月読レポ
紅「どうしたのカカシ…まだ目を閉じてろっていうの!」
アスマ「一体何があった!?奴がしゃべり終わった途端急に倒れやがって!」
カカシ「ヤバすぎた」
紅「ヤバすぎた?」
アスマ「どういうことだ?いい意味悪い意味?」
カカシ「…両方かもな」
紅「両方?」
アスマ「何がヤバかったのか教えてくれ!」
カカシ「多分こっちでは時間そんな経ってないと思うんだが」
紅「幻術にかかっていたのね!」
カカシ「それはそうなんだけど」
アスマ「幻術の世界ではどのくらいの体感時間だったんだ」
カカシ「体感時間と言うか、あっちでは72時間経ってるんだ。イタチが時間と空間と物質を自由に操れるから俺は72時間幻術にかかっていたんだ。」
紅「え、それマジでやばいよ。」
アスマ「いや俺それ耐えれないわ。すごいよ。」
カカシ「これ結構すごいと思う笑」
紅「自慢げ笑」
アスマ「今マン毛って言った?」
紅「ていうかこれもう目は開けていいの?」
カカシ「まだだ。」
アスマ「まだか。長いな。」
カカシ「で、何されてたかと言うと」
紅「それが聞きたいわ」
アスマ「何をされていたんだ?」
カカシ「まず、イタチいっぱいいます」
紅「なにそれ」
アスマ「おもろ」
カカシ「で、かわるがわる刀で刺していくんだ俺のことを」
紅「ヤバすぎ」
アスマ「きっつ…」
紅「え、それ痛いの?」
カカシ「痛いに決まってるだろ。じゃないと意味ないし。」
紅「ごめんそうだよね。」
アスマ「しかしよく精神崩壊を起こさなかったな。」
カカシ「なんか暗いしねずっと」
紅「地味に嫌かも。」
アスマ「俺は別にいいなそれは。」
カカシ「磔にされてるのは言ったっけ?」
紅「言ってない」
アスマ「お前それだいぶ重要だよ。」
カカシ「ごめん忘れてた。でもそんな重要?」
アスマ「てかもう目開けていい?」
カカシ「まだだ。」
紅「これじゃ戦えないわ!」
アスマ「でも刺すだけってちょっと地味じゃない?」
カカシ「いやそうなのよ。月読の世界がイタチの自由自在なら俺を殺すことも簡単にできたはず。」
紅「でもそれはカカシが写輪眼持ちだからちょっと中和されてるとかない?多分普通に殺せなかっただけだと思うわ。」
カカシ「いや、それはないと思う。」
アスマ「今そういう楽観的な推測で対処するのは危険だよ。」
紅「え、でもじゃあ月読くらったら終わりならもう勝てないんだがらさ、ある程度割り切らないといけないこともあるわけじゃん。じゃないと勝ち筋逃すだけだよね!?」
アスマ「落ち着け紅」
カカシ「いやでもね、一回かかってみてほしい」
アスマ「いや無理だわ!」
紅「私がそんなんくらったら死ぬわ!」
カカシ「無理か笑」
紅「ちょっと真面目にやろ」
アスマ「たしかに」
紅「目開けていい?」
カカシ「まだだ。」
アスマ「やばいって!」
紅「もうイタチと鬼鮫いないんじゃない?笑」
アスマ「それやばい笑」
紅「てかカカシも月読食らうんだから目開けてたらダメじゃん。」
カカシ「いや俺は正直月読もう一回食らってもいい」
紅「ふざけないでマジで。」
アスマ「だるこいつ。カッコつけんなよ。」
紅「マジでもう目開けていい?」
カカシ「まだだ」
アスマ「マジでこいつ!」
紅「もういいわ!目を開けましょう!」
カカシ「待て!」
アスマ「いや、もう限界だ!目を開けるぞ!」
紅「ええ!!」
カッッ!!!(目を開ける音)
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アスマ「いやイタチ眼鏡かけちゃってる!」
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