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モラルハラスメントを文章で綴る

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日常の中に潜むモラルハラスメントを文章で綴っています。 主観や偏見がたっぷり詰まっています。
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2020年6月の記事一覧

モラハラ男の作り方

おめでとうございます! 元気な男の子が誕生しました! 立派なモラハラをする男になるために 愛情をかけすぎるほどにたっぷりとかけて育てましょう! まずは常に「お前は周りの子と違う特別な子だよ」 と言って育てましょう。 カップ麺やスナック菓子、ファストフードは絶対に与えてはいけません。 欲しがっても、友達が食べているからと言われても、 絶対にあげないようにしましょう。 ここで全面禁止にすることで、 のちのち欲求が抑えられない子になります。 学校で少しでも気に入らないことが

モラルハラスメントと嘘

モラルハラスメント加害者は本当に嘘が上手だ。 まるで息を吐くように嘘をつく。 さらにその嘘は絶妙な構成力で捏造される。 本当のことも織り交ぜて嘘を作り上げるのだ。 無意識レベルでウソを捏造する能力を 違う分野で生かせることができたらと思うほどだ。 モラハラのやっかいな所は「外面がいい人が多い」という点。 家庭内でモラハラをする人は、家から一歩でるととてもおとなしい。 家でも外でも同じように怒鳴り散らすのなら 「性格だから」という認識もできるが、モラハラはそうではない。 自

モラハラ夫にとって嫁はサブスク

モラハラ夫にとって、「嫁」という生き物は非常に便利な存在である。 年間の定額料金を支払えば好き勝手に使い放題のサブスクリプションだ。 サブスクリプション方式(サブスクリプションほうしき)はビジネスモデルの1つ。商品ごとに購入金額を支払うのではなく一定期間の利用権として料金を支払う方式。契約期間中は定められた商品を自由に利用できるが期間がすぎれば利用できなくなるのが一般的である。コンピュータのソフトウェアの利用形態として採用されることも多い。「サブスク」とも略される。 定額

夫婦に悪意は必要か。

モラハラは表面化しにくいハラスメントだ。 モラハラ被害者が周囲に理解してほしいともがいても、 周囲にはわかってもらえない。 それどころかモラハラの被害者側が攻められることもある。 これが会社などの組織であれば、同じモラハラ加害者から 同じモラハラ被害にあっている人たちと 痛みを分け合うこともできるだろう。 しかしモラルハラスメントが家庭内だけでしか 起きてないとしたら被害者は家族のみだ。 モラハラ加害者とモラハラ被害者を含めた一般人とは 意思疎通ができないと言っても過言

マークシートで0点を取り続ける確率

モラルハラスメント加害者からの質問には「正解」というものが存在しない。 どんな答えをだそうとも、100%不正解だ。 だから気にしないでほしい。 あなたや私は「不正解しか出せない人間」ではない。 家族でショッピングモールで洋服を買いに行く。 なんの変哲もない日常の一幕。 ここにもモラルハラスメントが潜んでいる。 「AとBどちらの服がいいと思う?」モラハラ夫が私に尋ねる。 この一言がモラルハラスメントを始める合図だ。 どちらを選ぶのが正解? どちらを選んだらモラハラされない