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#54 乃木「坂」が折り返し地点にこないのはlegendとtrendのblendによるものだと思う【乃木坂46_チートデイ】

 専門家とかでは全然ないのでお手柔らかにおねがいいたします、、( . .   )

少しですが36thについて予想をしていました

4の倍数の年に夏季オリンピックみたいなことを言うと、3の倍数のシングルが乃木坂の夏曲になるわけで、全ツの曲になります。33とり天、30好きロックとなかなか盛り上がる夏曲が続いてきていて、今年どうなるか楽しみだなあと思っていました。
 ところで27thはごめんねfingers crossedという曲で、センターがさくちゃん、フロントにかっきーがでてくるというところ、ダンスがかっこいいところ、MVの世界観も面白くかっこいいところ、何よりライブで発表されるたびにさくちゃんが、曲が進化していく、など数多くのポイントで注目を浴びていった印象です。今じゃライブ定番となったバチバチにかっこいい曲ですが、初解禁はSCHOOL OF LOCKの乃木坂LOCKSでした。そのときに当時Twitterにトレンド入りした言葉を覚えている人はいるでしょうか。それは「YOASOBI感」というものでした。(安心していただきたいのはこの先どれかの立場を落とすようなことはしません。)まあ確かにと。高速ピアノ感とかは当時トレンドだったことは間違いないし、この代表として世間に君臨するYOASOBIの王様感もすごい。ごめフィンの作曲のひとり杉山勝彦先生はボカロを勉強しなおしたみたいなのをネットニュースかなんかでみました。影響がまったくないということはないでしょう。

 ごめフィンという曲を改めてみてみると、
サビ頭(今だってもちろんー)
1A(愛し合うー)
1B(会えないー)
1サビ(今だってー)
間奏
C?(Ahなんてー)
2?B(最終電車でー)
・・・
というふうに曲の構成が複雑なのもポイントかもしれません。今は曲の構成が一筋縄ではいかない曲も増えていますし、乃木坂にもこのような曲は他にもあるかもしれませんが、2番のAメロにあたるものがないというところはごめフィンをきいておおと個人的には思うポイントです。

ここ好きすぎる。かっこいい。

 だから36thも今のトレンドを少し取り入れてくるのではないかと思いました。超ときめき宣伝部やFRUITS ZIPPERのようなかわいい曲調の曲で勝負来るかなー、それならばセンター予想は一ノ瀬美空でどうだ!というのが僕の予想でした。センターは今回も井上和ちゃんという結果でしたが、今回曲調については中らずと雖も遠からず、ではないでしょうか。(←こじつけ)

チートデイについてみてみます

 ニ長調Dmajorというコードで、これは一番明るい調だともいわれます。最後までこのまま転調もなく進みます。テンポもはやめですね。

 イントロは少し落ち着いて始まりますね。これは裸足でSummerに少し近い感覚を覚えました。はじめから飛ばす曲調とはまた違った良さがあります。はじめの歌詞はラップ、というか音程のない感じ(こういうのなんていうんですかねメロディーでいいのかな)でした。乃木坂にはラップ部分の歌詞がある曲も結構ありますね。アトノマツリ、あと7曲とか最近のもあるし、僕は風船は生きているという曲が好きなんですがこの中にもラップの部分があります。しかも歌詞に目をむけると

買ったばかりの中古のバイク
君を乗せてフルスロットルで
トンネル抜ければオーシャンビュー
Bayside boo

乃木坂46_チートデイ

という感じで、とか、シャビューとか、歌い方から元気いっぱいな感じが伝わってきます。

 Aメロにはいってから、Hey! (Hey!) という掛け合いがあって、コールしやすい(どこでいうかわかりやすい)というのも夏曲、盛り上がる曲では重要なポイントだと思います。コールについてはフレーズの締めに「超絶かわいいさくちゃーん」とか「はーいはい、はいはいはいはい」みたいなのが多いですが、個人的には歌詞のカッコ内を歌わせていただいている時が、一番楽しいというか一緒に曲に入って楽しめているという感覚を得ます。今のところ一番好きなのはHard to sayのoh-oh,oh-ohのところです。ここでも乃木坂ちゃんがHey!っていってHey!ってファンみんなでいうという光景が浮かびます。BメロからサビにかけてのところのAh,ah,…のところも元気な感じが出ていて、メロディーはサビになめらかに接続していると思う一方、歌詞は1番が有言実行、2番は初志貫徹と結構かための表現をしているところも面白いです。

 サビも盛り上がるには十分、コード進行とかもシンプルめでしょうか。好きロックと同じような感じかなと思います、タオルは振らんかもしらんけど。ここでは、yeah,yeahという掛け声のような部分がありますが、ここが、乃木坂ちゃんとファンでばっちり合うと気持ちいいだろうなと思います。サビの終わりはまたラップ調の歌詞になって、最後に音程がついて続く道となって2番に入るという感じですが会場でノリにのれること間違いなしです。

 あとは音楽的には繰り返しになりますが、ごめんなさーい!!がやっぱり強烈ですね。昨年の It's a single life! からの流れを感じますが、こーゆーのはなんぼあってもいいですから。ごめんなさーいって誰かが言ったら「よーろーしーくー」って歌いたくなっている人は結構いると思いますし僕もわかんない家族とか友達にもうすでに言ってます。(乃木坂46ANNでも久保ちゃんがちっちゃい声で歌っちゃうっていってましたね。)終わりははじめと同じフレーズという終わり方です。FRUITS ZIPPERのねえねえねえとかめちゃくちゃはやってましたが、そんな感じで流行っていかないかな。

 作曲が川浦正大さんという方で、乃木坂の提供は何度目の青空か以来2曲目ということでした。あと「俺のベビースターラーメン」の作曲っていうのは爆笑でした。知らない方は是非調べてみてください。

36枚目まで来た乃木坂


この振り付け天才だと思う

 タイトルの通り、乃木坂は今まで培ってきた伝説(legend)のいい部分を受け継ぎながら、変わりゆく音楽の歴史において、現在の音楽の流行(trend)を取り入れて、綺麗に調合(blend)させた音楽とともにこれからも日本のアイドル、アーティストのトップを走り続けるだろうと思います。チートデイからもそれを感じることができました。曲があって、歌詞があって、振り付けとかが考えられて、そこにメンバーの歌声、パフォーマンスが入って、我々に届きます。そして、さらに化けるポテンシャルを秘めてて、それは僕らファンのライブでの盛り上げです。今年の全国ツアーは神宮の千秋楽があたったので、個人的にはそこで答え合わせというか、チートデイのこの上ない盛り上がりをみたいと思います。


 2800字だって!レポートだ!(何の)


 

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