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13.撮影法 背臥位二重造影第一斜位

基準撮影法の前半、仰向けの状態での3方向(正面・左ななめ・右ななめ)の撮影。正面位と第一斜位、第二斜位で胃の下半分(大体です)の後壁を撮影します。

撮影と撮影の間は“必ず!” バリウムの再付着動作を!
正面位を撮影したあと、ローリング1回転ののちの第一斜位撮影。正面位を撮影したあと“必ず!” ローリングでバリウムの再付着を行ってください。撮影が始まったばかりでバリウムの付着はまだまだです。バリウムの再付着動作をせず撮影はあり得ません。

背臥位二重造影第一斜位
標的部位;胃体部から胃角部にかけての後壁大弯ヨリ・胃角部から前庭部・幽門部にかけての後壁小弯ヨリ

第一斜位.002

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