あなたが今、ひとりではありませんように

このテキストは、とある2人の人物に向けて書いている。訳あってどこの誰かとか、詳しいことは書けないが(あたりまえか。)、私が大事に思い、大切にしたかった存在だ。

「したかった」と過去形にしたのには理由があり、かれこれもう20年以上会ってないから。

無邪気に会えてた時代には、そうなるとは想像すらしていなかったが、風の便りにいわゆる引きこもりになっていると聞いている。

もちろん、日々その子達のことを真剣に考えている訳ではないけど

年が変わったり、共通の思い出の場所を通りがかったりすると
「最後に会ってから、◯年か〜」
「あの時、青いズボン履いてたな〜」
「ということは、今◯才か〜」
などなど、思い出すものだ。

今、ひとりでいるとしたら、心配なのだ。
正直、20年以上連絡を取ってない人から心配されてると言われても信憑性に欠けるし、私も逆の立場なら胡散臭いと思うが、、

NPOという仕事柄、引きこもり児たちの事情は一般の方より情報が入ってくるし、支援団体も知っている

一般社会の中で生きづらくても
小さなコミュニティの中で居場所を見つけ
頼り頼られ生きている元・引きこもりな方々も知っている

だからこそ「何かできるかも」という欲というかエゴが沸々と沸いてくるんだけれど
私も歳を重ねて、こちらの思いつきが必ずしも本人の幸せにつながるとは限らない、ということがわかってきた(遅)ので、
余計なお世話だよ、ってことは、わかった上で
それでも、あなたを大切に思う気持ちに、やっぱり変わりはない。

どちらも、無事年齢を重ねていれば、30代そこそこ。
分かち合える友達はいるのかな?と
どうか孤独でありませんように、と、願っています。


私に、あなたの苦しみや痛みはわからないし
私自身には、あなたを幸せにすることはきっとできないけど
孤独の辛さはよく知ってる
そして、「1人」は、怖い。

苦しい時に助けてが言えないのは、辛い。

今はきっと家族と暮らしているだろうけど
家族だからこそ言えないことがあるし
家族を失った時の不安も察するに余りある

もし、会うことができたら
、、、何ができるかな。
残念ながら、私が来れば皆解決!!みたいなヒーローではいので
とりあえず、他愛無い話しでもしようか。推しはいるのかとかな。

会えたらいいな。

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