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BJ01 ブラックジャックのルール

ブラックジャックは、ディーラーとプレイヤーがカードを使って対戦するゲームです。カードの合計点数が21点に近い方が勝ちとなりますが、22点以上になるとバースト(Bust)と言って負けになります。以下に、ブラックジャックの基本的なルールと用語を説明します。


  • カードの点数(Value)は、2から10までは数字通り、絵札(Face Card)のJ、Q、Kは10点、A(Ace)は1点または11点として数えます。Aが1点または11点になれることをソフトハンド(Soft Hand)と言います。

  • ディーラーは、プレイヤーにも自分にも2枚ずつカードを配ります。プレイヤーのカードは両方とも表向き(Face Up)になりますが、ディーラーのカードは1枚だけ表向きにし、もう1枚は裏向き(Face Down)にします。表向きのカードをアップカード(Up Card)、裏向きのカードをホールカード(Hole Card)と言います。

  • 最初に配られた2枚のカードで、合計点数が21点になることをブラックジャック(Blackjack)またはナチュラル(Natural)と言います。ブラックジャックは他のどんなハンドよりも強く、配当も1.5倍になります。

  • プレイヤーは、自分のハンドに満足するまで、カードを追加することができます。これをヒット(Hit)と言います。ヒットを続けてバーストすると、その時点で負けが確定します。

  • プレイヤーがカードを追加しないことをスタンド(Stand)と言います。スタンドすると、その時点でのハンドが確定します。

  • プレイヤーがスタンドした後、ディーラーは自分のホールカードを公開します。ディーラーは、自分のハンドの合計点数が17点以上になるまでヒットし続けます。ディーラーがバーストした場合、プレイヤーは勝ちとなります。

  • ディーラーとプレイヤーの両方がバーストしなかった場合、ハンドの合計点数を比較します。高い方が勝ちとなり、同じ場合は引き分け(Push)となります。

  • プレイヤーは、最初に配られた2枚のカードが同じ点数だった場合、ハンドを2つに分けることができます。これをスプリット(Split)と言います。スプリットすると、もともとの賭け金と同じ額を追加して、2つのハンドに対してそれぞれプレイします。

  • プレイヤーは、最初に配られた2枚のカードの合計点数が9、10、11のいずれかだった場合、賭け金を倍にして3枚目のカードを引くことができます。これをダブルダウン(Double Down)と言います。ダブルダウンすると、それ以上カードを引くことはできません。


  • プレイヤーは、ディーラーのアップカードがAだった場合、ディーラーがブラックジャックになる可能性に賭けることができます。これをインシュランス(Insurance)と言います。インシュランスは、もともとの賭け金の半分の額で行います。ディーラーがブラックジャックだった場合、インシュランスに賭けた分は2倍になりますが、もともとの賭け金は失います。ディーラーがブラックジャックでなかった場合、インシュランスに賭けた分は失いますが、もともとの賭け金でプレイを続けます。

  • プレイヤーは、最初に配られた2枚のカードで勝ち目がないと判断した場合、賭け金の半分を失ってゲームから降りることができます。これをサレンダー(Surrender)と言います。サレンダーは、ディーラーのアップカードがAの場合や、スプリットやダブルダウンの後にはできません。

以上が、ブラックジャックのルールの概要です。ブラックジャックは、カードの点数やディーラーのアップカードに応じて、最適なアクションを選択することが重要です。これをベーシックストラテジー(Basic Strategy)と言います。ベーシックストラテジーを覚えて、ブラックジャックを楽しみましょう。


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