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【+BKCな人 vol.009】BKCリサーチオフィス 則武 麻里 さま

「BKCの学生」が「地域の人」を紹介する
オウンドメディア #プラスBKCな人
 
vol.009の今回は、BKCリサーチオフィスの
則武麻里さんをご紹介します。
 
今回は則武さんが代表を務める活動「feel→do!(フィールド)」の学生運営メンバーである立命館大学食マネジメント学部4回生の中井遥輝さんにもお話を伺いました。
 
則武さんは現在、BKCリサーチオフィスでの研究広報活動や学生とまちをつなぐプラットフォーム「feel→do!」の代表、草津の子育て支援冊子「MAMA PASSPORT」の発行など、BKCでのお仕事や活動に加え、地域でも様々な活動をされています。
そんな則武さんが、BKCで働くきっかけになったのは「草津市民として立命館大学が近いようで遠く感じていたから」と話されました。
今回は「人と人」、「学生とまち」をつなぐ則武さんに、BKCリサーチオフィスでのお仕事と中井さんも一緒に活動されている「feel→do!」についてのお話を伺いました。

〇BKCリサーチオフィスでのお仕事

BKCリサーチオフィスとは、BKCと民間企業や公的研究機関など学外機関との交流を通じて、社会に貢献する学問や研究を推進する産学官交流の総合窓口です。
BKCリサーチオフィスでの則武さんのお仕事は、BKCで行われている研究を学内外問わず、たくさんの人に知ってもらうことを目的とした研究広報活動です。
その研究広報活動の一環として、展示会出展、研究活動報「RADIANT」の発行やBKCウェルカムデーでの「研究ガチャクイズ」の出店などを行われています。

〇学生とまちをつなぐプラットフォーム「feel→do!」とは

2022年度立命館グラスルーツ実践支援制度に採択されスタートした地域課題を「ジブンゴト」にして、課題解決のプロジェクトにも参加できる取り組みです。
プレゼンターとして、地域の人や学生が困り事をプレゼンし、参加者が短時間でブレインストーミングを行い、気軽に楽しみながら、ジブンゴトとして捉えることが目的です。
「feel→do!」のブレインストーミングは「カマコン式ブレスト」という方法を用い、短い時間でアイデアを数多く出していくスタイル。アイデアは思いつきのアイデアはもちろん、他人のアイデアに乗っかったアイデアも大歓迎で、自由にどんどん出していきます。
様々な問題がジブンゴトになることに加え、年齢や所属、立場を超えてフラットにつながることができてしまう、いま注目を集めているイベントです。

〇則武さんのシゴト

#研究っておもしろい

則武さんの普段のお仕事であるBKCリサーチオフィスでの研究広報のお仕事。
この仕事に携わるようになり、BKCにおける研究の幅広さと奥深さを知ったそうです。
世の中の便利なものや役に立つことは、研究から生まれていると考えると、次はどのような研究がされているのか、どのように社会に役立つのかと思い、研究のおもしろさに気がつきました。
立命館大学BKCは、理系と文系の両方の学部が存在するキャンパスで、日々多様な研究が行われているからこそ、その研究をより分かりやすく、より多くの人に伝えることが則武さんのミッションです。

#やってみよう

則武さんが代表を務める「feel→do!」の活動は、BKC地域連携課とBKC学生オフィスの職員、そして地域の方々とタッグを組んで実現した、BKCリサーチオフィスとしての地域連携活動であり、前例のない取り組みだそうです。
前例のないことにチャレンジできたきっかけは、則武さんが大切にしている「やってみよう」という心構えです。
BKCでの仕事に限らず、地域活動にも取り組まれています。
このように様々なことに取り組まれる原動力となっているのは、間違いなくこの「やってみよう」という心構えからだと感じました。

#地域と大学をつなぐ

BKC職員であり、草津市民である則武さんは、「立命館大学が近いようで遠く感じていた」と話されました。
物理的な距離は近い大学であり、多くの学生が地域に住んでいるが、どんな学生が何を学んでどんな活動をしているかなど知る機会が少なく、距離感はあまり近く感じていませんでした。
大学のある地域の住民として、もっとBKCが身近な存在になってほしい、そして、BKCの学生も多くの時間を過ごす地域をもっと身近に感じてほしいと思い企画されたのが、「feel→do!」です。
「feel→do!」で新たにやってみたいことの仲間が集まり、課外活動や課題解決にチャレンジする連鎖を起こし、もっとおもしろいまちを創りたいと話す。
「小さなことができてこそ大きなことができる」という言葉をモットーに、今できることから取り組みたいと、地域と大学をつなぐ未来を語ってくださいました。

〇則武さんの地域連携

#feel→do で、BKCと地域をつなぐ。

年齢、所属、立場を超えてフラットにつながりあえる「feel→do!」
ここまで述べてきたように、「feel→do!」はまさに「BKCと地域をつなぐ」活動です。
実際に参加した地域の方は、「若い人の感性や発想にとても良い刺激を受けました!」「若い世代が地域課題に取り組むことに期待します!」「元気がもらえ、ただ楽しく笑えたので満足です!」といった声が上がっており、新たなつながりができたことがわかります。
また学生運営メンバーの中井さんも、この企画をきっかけに不登校支援の活動に参加されたそうで、「BKCと地域をつなぐ」を体感されたと話されていました。
BKCと地域、学生と地域の方に限らず、「feel→do!」に参加した全員とつながることができる企画。少しでも興味があれば、4月27日にも企画されているそうなので、是非気軽な気持ちで参加してみてほしいです。

〇則武さんにとってBKCとは

「いろんな花を咲かすことができる”フィールド”」

この言葉に込めた意味を伺うと、「いろんな花」に色んな意味があると答えてくださいました。
花は一種類ではなく、自分なりの花や自分が咲かせたい花があります。そして、その種は誰しも持っており、自分の中でも一種類ではなく、たくさんの花を咲かせることができます。
また、花は良い土や水、太陽が無ければ咲きません。だから、BKCがその花を咲かせるための場所で、人との出会いが花を咲かせるための水や太陽になれば良いと希望いっぱいに話してくださいました。

則武さんはBKC職員としてのお仕事にとどまらず、「やってみよう」の精神でたくさんの場所で花を咲かせておられます。
そんな則武さんの栄養が充分に蓄えられた「feel→do!」に参加すれば、どんな花でもきっと咲かせることができると感じました。
自分もまだ知らない花を探しに新たなフィールドに行くことはワクワクするに違いありません。

則武さまが代表を務める活動「feel→do!」の詳細は
こちらからご覧いただけます。
Instagram @feel_do_r
ホームページ https://lit.link/feeldo
 
則武さまが所属する研究部が
発行されている立命館大学研究活動報「RADIANT」の詳細は
こちらからご覧いただけます。

この記事を書いた人
立命館大学食マネジメント学部 3回生 中山澪

滋賀県生まれ、滋賀県育ちの生粋のおうみっ子。南草津に住んで約15年。下宿生の友人のお困りごとは、大体私と私の家族で解決してきました。
日々ドラマと食べることを楽しみに生きています。

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