(29)退院後、最初の週末。
[赤ちゃんを33週で死産したことについて綴っています。
読みたくない方は読まずに閉じてくださいね。]
退院してはじめての週末。今日は日曜日。
少しずつ無理しない程度に外にも出ようと思い、昨日の土曜日は部品を交換してもらいに車のディーラー、その後娘のおもちゃの収納棚の棚板を買いにニトリへ。
ニトリでは前回来たときはお腹がパンパンの時だったなぁとか、夫の友人とバッタリ会ってお腹の赤ちゃんのことを話したなぁとかを思い出しながら。
こうやって思い出して胸がちくちくする事を繰り返すことがこれからはきっと大切なんだんだろうなぁ。
今日は近所の顔見知りのお店でBookイベントがやっているとのことで散歩がてら行くと、店主の方に「そろそろですか?」と聞かれる。一瞬どう答えるか迷ったのですが、「あの、言いにくいんですが実は…」と正直に言いました。昨日に続き、いつもの生活に戻るとまずはこういうことが続いていくんだろうな。
店主の方の方がびっくりして泣いてくれていて、その気持ちがありがたかったです。逆に私が癒された…。ありがとうございます。
家事もほどほどにやってます。
今回の妊娠で断捨離したり収納を見直したりをしたので引き続きシンク下とか洗面下などの収納を見直そうと思ってます。色々考えたりやることを見つける方が私にはいいです。
どっぷり落ち込みながらも、収納を見直したり仕事のこと考えたり、前を向いていくこともやってます。この投稿のトップに使った写真も、上の娘や従兄弟たちと公園に行って、私はお腹が大きくて疲れたので木陰で休んでいた時の写真だなぁ、とかいちいちめそめそした気持ちになってしまうのだけど、今は思う存分メソメソくよくよしようと決めてます!じゃないと次前にも進めない。
そろそろ仕事復帰の準備もしていこうかなと思い、待っていただいていたお仕事先へ連絡をし始めてます。
あるクライアントさんから返事をいただいたのだけど、その方も最近パートナーの方の妊娠がわかったものの心拍が確認できず流産となったとのこと。
改めて、妊娠期間が短いから長いからで辛さが変わるわけではないなぁと思います。赤ちゃんが生まれる前に亡くなってしまったのも長いからいい短いから不幸ではなく大きな循環の中で彼女なりに往生してくれたんだと思っています。寂しいけれどとてつもなく愛おしいこの気持ちを与えてくれたことは私にとって大きな宝です。ついつい「長く生きるのが幸せなことだ」みたいな無意識のバイアスで考えてしまうんだな、と。もちろんまだまだ辛いけれど、愛おしいと感じていることもしっかり気づいていきたいです。
クライアントさんご家族にたくさんの穏やかな時間が訪れますように。
「前を向くしかないのでこのプロジェクト成功させようと意気込んでいます!」とクライアントさん。
私もそのお手伝いができるよう感謝しながら一つ一つ精一杯やっていこう。
明日は二週間検診で一週間ぶりに病院へ行きます。
今夜は餃子作るぞ!
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