見出し画像

会社経営30周年記念メルマガのつもりがマイストーリーになってしまった件 [マイストーリーvol.1]

こんにちは。松原立恵(まつばらりつえ)です。

毎週金曜日21時 ビューティエイジングをテーマにLIVE配信しています。


モデル事務所ロッテンマイヤー社長の佐藤薫さんにゲストにお越しいただき、気づきました。わたくし会社経営30周年超えなんです。

元々私はアクセサリーデザイナーでして、大学のときに4人で立ち上げた会社から、さらに独立して法人化して17期目。のべにすると31年になります。LIVE中に物事を長く続ける秘訣を聞かれ、薫さんは「自分の感情はいっさい入れない、ただやるだけ。やらないの選択はない」その回答に皆さまシビれていましたが、私はなんだろうと思ったら、がんばってないことなんだと気づきました。だって30周年ってことを忘れてたぐらいです。正確にいうと31年目なんです。


これは私がこだわる「立つ」姿勢についてもそうです。まだまだ多くのひとが肩甲骨を寄せて背筋を伸ばした緊張姿勢正しい姿勢だと考えていて、それはとてもつらくてしんどい姿勢だと思っています。努力しないと手に入らない。がんばらないとその状態にならない。そうしてすぐに座りたくなる疲れやすい自分を責めています。

画像1

しかし私が思う美しい「立つ」姿とは"いつまでも立っていられる状態"だと思っています。つまり、がんばっていない状態なんです。

ひょっとするとそれがゾーンと呼ばれるものなのかもしれないですね。内側が満たされないと叶いません。それこそ外へ向けて美しく見せようと頑張って立とうとしてはたどり着かず、どこが一番心地よいかなと自分の内部の心地よさに貪欲なひとほど手に入るものです。要はそれって人と比べてない状態なんです。

もっと知りたい方はこちらへどうぞ。立ち方を整えると顔のたるみも解決する本です。


私の会社経営人生もそれに近くて、人と比べない自分が一番がんばらないでいい方法をトライアンドエラーで探っていたら30年経っていたという感じです。始まりは大学在学中にアロハで営業行くようなちゃんとしてない大人といきなり法人立ち上げちゃったんですけど、当時、普通にオトモダチがいたら友人たちが止めてたと思うんですよね。あんな怪しい大人たちと絡むのはやめなさいと。しかし当時の私はセルフイメージがとことん低い引きこもりだったおかげで、まともなアドバイスをくれる友人がおらず、自分のことは自分で決めるしかなかったのです。


今でこそ4人で立ち上げた会社は300人所帯になっていますが、ここの初代デザイナーだというとびっくりされます。すっかり有名になりました。


当時は小さな1Kのマンションブランドで、デスクなんて気の利いたものはなくて、押入れをあけた台を机にして、デザイン画描いたり、銀を削ったりしていました。当時はシルバーアクセサリーブランドだったのです。

銀粉が舞う中、そんな密室でお仕事していたものですから、あっという間に金属アレルギーになってしまったんですけど、いま考えるとその金属アレルギーこそがギフトだったんです。

画像2

この仕事もいつまでも立ってられるあのモデルさんということで、リピートのご依頼をいただきました。


というか2ヶ月ぶりの会社経営30周年記念のメルマガのつもりだったんですけど、マイストーリーになりそうなので、マイストーリーにしちゃいます。vol.2に続きます。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?