名もなき音が流れる音

君は呆れたように
「何でおまえは」って
「どうしておまえは」って
僕たちの不思議を呆れ顔で

心があるならそこが苦しいほど
笑ってるはずなのになぜか涙が溢れて来るような
君は僕のパーカーのフードを被せた
だから僕も君のパーカーのフードを被せた

おまえって言うな
言いつけてやるから誰も聞いていないけど

しょうがないことだと分かってた

息を吸って心地良いを確認するだけで
またいつか心地良いとたぶん息を吸う

おまえとか
おまえじゃないぞとか


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