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伸ばした髪の中で守る自由

時間が過ぎることに身を委ねる
そんな日は
雨上がり朝の空
乱れた前髪が優しく守ってくれるような


時間が流れて放たれたのなら
走らせる景色のスピード変換させて


遠く離れたあたたかい何かが
僕の前髪上げて少し馬鹿にしながら
目と目が合って


君の目を見ていても疲れなかった
君の目を見なくても全部分かったような
遥かな記憶が雑に綺麗に流れたりして


心を空に投げたら
星のフリして飛び散っていった

バラバラになったそれたちが


優しく眠れたらそれでいい。
優しく笑えたらそれでいい。




僕のしょうもない決断が
一瞬にして粉々になって
バラバラを追いかけて追いついたなら



僕もフリして
キラキラしないそんな
術と自由にそれだけで



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