人生って

先日、職場の方が亡くなりました。
その知らせの前々日に、職場で言葉を交わしたばかりだったので、驚きすぎていまだに信じられないです。
ご高齢ではあったけれど、
喘息で時々苦しそうに咳をされていた時もあったけれど、お元気でした。
いつも時間よりも早く来られて
『仕事が遅いから早く来るのよ〜』
と。きっちりとされてて責任感の強い方でした。

あぁ、人生の終わりって儚いな…
父のことも思い出します。

父は息苦しさをずっと我慢していたようでした。
お正月明けて、耐えられなかったんでしょう。
近所の内科にかかり、そのまま救急車で総合病院へ。入院して20日後に息を引き取りました。
ちょうどコロナの第何波かがきていて、
私はお正月に帰省もせず、入院の知らせを聞いて病院へ行くも面会はガラス越し。
(ガラス越しの面会すらも特別に配慮された方法でした)

最期の時に誰もそばにいることができなかったことは、ご時世上仕方のなかったこととはいえ、悔やまれます。

あの時、帰ってればよかった。
もっとあーすればよかった、こーすればよかった…

結局、生きてる人には後悔しか残らないんですよね。

私は父は幸せな人生だったと思います。
自分で建てた家に住み
好きなゴルフを楽しみ
近所に友人もいて
料理教室にも通っていたそうで
仕事人間でいわゆる昭和の親父だったけど

自分が末期の肺がんだと言うことも知らず
入院期間も短くてすんだ。

何をもって幸せとするかは分からないけれど
ピンピンコロリがいい、なんてよく聞くけど

もし自分が亡くなった時に
あの人は幸せな人生を送ったなーって
思ってもらえるような人に私もなりたいです。

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