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【松本】子どもたちが島を案内する「島っ子ガイド」に感動。リトケイ乗組員の「きょうも島日和」

皆さん、こんにちは。リトケイ編集部の松本です。リトケイのインターンを経て2015年に入社、今年で9年目になりました(時が経つのは早い!)

今年は、大きな変化がありました。3月に瀬戸内海の島・小豆島(しょうどしま|香川県)へ転居しました。

また、今夏からは、教育コーディネーターとして半月ほどを伊豆諸島・利島(としま|東京都)の利島村教育委員会に勤務しており、瀬戸内と東京の島を行き来する日々です。

利島村では、教育委員会の一員として、「利島ならでは」の教育の実践と発信に取り組んでおります。利島村での活動は、また改めて報告します!

さて、今回は10月末に参加した鳥羽市の離島・菅島(すがしま|三重県)での「島っ子ガイドフェスティバル」について紹介します。

小学生ガイドと参加者が島を歩く「島っ子ガイドフェスティバル」

「島っ子ガイド」は、島外の人と交流の機会が少ない島の子どもたちにコミュニケーションの機会をつくろうと、鳥羽市立菅島小学校の主催で、地元漁協、鳥羽市内のエコツアー会社と共に2008年にスタートした活動です。

「島っ子ガイドフェスティバル」では、学年別に3つのコースに分かれて、小学生ガイドと参加者が島を歩きます。僕は小学6年生が案内する「しろんご浜から灯台を巡る3kmの遊歩道コース」に参加。参加者全員で歩きながら、海苔の加工場やしろんご浜、菅島灯台などのスポットでは、小学生が島の漁業や海女さんが使う道具について紹介してくれました。

魔除けとなる星形の印(セーマン)や格子状の印(ドーマン)が記された旗
彼のお父さんが漁師ということで、この日に捕れた魚を見せてもらいました

参加者は地元の方をはじめ、島に唯一ある小学校で教えていた前任の校長先生や、鳥羽市の本土側に住む家族などさまざま。リピーターで何度も参加している人も多いとのこと。

「最近はこんな遊びをしている」「来年から中学生。本土に通うので朝が早い」など、道中の何気ない会話が楽しい
ツアーの終点は菅島小学校。参加者全員で、感想を共有しました

ツアーの最後、鳥羽市内へ帰る僕たちを、堤防の先まで来て手を振ってくれる小学生の姿。リピーター参加者が多いという理由がわかりました。

島っ子ガイドのみんな、ありがとう!自分もまた来年も参加したい!そう思わずにいられない、楽しい1日でした。

(松本一希)

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