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僕が唯一出来ること。

お久しぶりです莉翔です。

突然ですが皆さん、臓器提供意思表示カードって書いてますか?
昨日財布の中の保険証を見ていたら臓器提供を記入できる欄があって、何となくnoteに書きたくなりました。
ちなみに僕は臓器提供意思表示してます。
画像を見てもらえば分かると思いますが、全ての臓器です。

最初に臓器提供しようと思ったのは確か小学校2年生くらい。
当時の僕は悲劇のヒロインタイプで、「もうこんな家嫌い!クソみたいな母親とクソみたいなおばあちゃん!!あたし死にたいわ!!」とかいう恐ろしい言葉を日記に殴り書きしていて、それが母親に見つかりました。今思えば本当に親は悲しかったと思います。
(ちなみに今考えてもどうしてそうなったのかが全く分からない。母と祖母から何か嫌味を言われていた記憶は無いし、そこまで病んでた気もあんまりしないんだけどなぁ。どうしてあんな恐ろしい文を書いていたんだろう)
その恐ろしい文を読んだ母親は僕に対して
「そんなに死にたいなら勝手に死ねばいいけど、お前は何も社会の役に立たないまま死ぬのか。どうせ死ぬなら心臓が悪い子に心臓を渡してから死んだらいい」
と言ったんです。(正直かなり昔の話なので一語一句合ってることはないと思う。でもこんな感じのこと言われました。)

それを聞いた時、「あ、たしかに!」と思って。
その日から僕は必ず、将来臓器提供意思表示カードを手に入れたら絶対に臓器提供意志の旨を書くんだと決めていました。

やっと書けるようになった今、凄く嬉しい。

僕の中で自分に対する自己肯定感とかはまだ低くて。
未だに幸せになろうとも幸せになれるとも思えないし、自分が立派な人間だなんてもっと思えないけれど
もし何も出来ない弱い人間のまま死んでしまったとしても、自分の身体で誰かが明日を当たり前に迎えられるようになるとしたら、それはもう立派な役目を果たしたと言えるのではないかと。
こんな僕でも、死んだ後でも誰かの役に立てるのなら出来る事はなんでもやろうと思った。
なので臓器提供意思表示カードを書きました。
これは、今の僕に出来る唯一の立派な事だと思ってます。

今回も安定に自分の話しかしなかったけど(そもそもその為にnoteやってる)
何となく話したくなったので。笑

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
今日もみなさんお疲れ様でした。
ではまたいつか。

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