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2022・2023・2024鑑賞映画まとめ

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本

2022年、2023年の劇場、ソフト、サブスク問わず鑑賞映画感想

運営しているクリエイター: りてん

#映画

八犬伝。作者側と物語側を交互に描く事で何故作者が勧善懲悪なんて嘘の世界を描きたかったか伝わる構成は創作の苦悩まで伝わってきてグッときた。北斎のフリーダムさとの対比も効いてたんじゃないかな。物語側の“鬼滅的”剣劇演出は画面映えしたんだけどもっと派手にケレン味に溢れてても良かったな。

4日前

2

十一人の賊軍。善悪で語る話ではないけど(地元の人これ大丈夫？)とちょっと心配になった。今更映画一本でどうこうなる因縁でもないだろうけどさ。色々吹き飛ぶ剣劇はどれも泥臭くて良かった。キャラの掘り下げが欲しい所だけど何者かよく分からぬまま消えていく方がこの物語には合ってるかもね。

6日前

1

花嫁はどこへ？インド映画。いまだに残る強い家父長制や男尊女卑が物語の根底に敷かれてはいるけれど、それらをうまく物語にからめつつ各登場人物の魅力で展開させていく構成が素晴らしかった。2人の花嫁どちらも良いんだけど最後に全部持っていく彼の行動には拍手喝采。こういうので良いんだよ。

2週間前

2

ボルテスVレガシー。全編を映画1本にまとめられる訳もなく「俺たちの戦いはこれからだ！」で終わるけどアニメ巨大ロボをCGとはいえ立体化してくれた事に感謝しかない。しかも戦闘は武器やビームメインかと思いきや拳で語る力強さ。にしても天空剣Vの字斬りのえげつなさよ。ドラマはおまけかな？

2週間前

3

ジョーカーフォリアドゥ。正直よくわからんかった。ジョーカーのする事なんだからそれはそれで正解なのかもしれないけど映画としてはやはり厳しい。ミュージカル的に歌唱パートが入るのは別に良いんだけど歌詞が物語とリンクしてるかもいまいちピンとこなかった。“歌”事態はとても良かったけどね。

3週間前

1

ハヌ・マン。インド映画。主人公が大いなる力を手に入れてって感じのヒーロー誕生譚なんだけど主人公の好感度が最終盤まで上がらず、力を得ても（なんでこいつが？）としか思えずずーっともやもやしていた。逆に悪役の方は行動が一貫してるので判りやすくて良かったな。続編は観ないかなぁ。

3週間前

悪魔と夜ふかし。テレビの表だけではなく裏も少し見せる事で登場人物それぞれの関係性を想像させる構成はうまい。とはいえすべての答えが提示される訳でもなく（どゆこと？）と劇場をほおりだされてからまた考察するのも楽しい。展開も最後に本命登場！ではなく定期的に盛り上がりが有りだれない。

ビートルジュースビートルジュース。大好きな映画の奇跡の続編というだけで十分満足なんだけど前作を観てないと意味が解らない内容なのになんの説明も無いし正直面白くもない、観かたにもよるけど、ので「これから観ても大丈夫」なんて言葉を信じてはいけない。ジェナ目当てなだけならすぐ観るべし。

1か月前

1

トランスフォーマー ONE。吹替。トランスフォーマーの最初のアニメより過去の始まりの物語としてわかりやすくまとまってた。特にメガトロンの成り立ちとディセプティコンサイドは必見かも。変形シーンもあまりごちゃついてわからんって事も無かったしCGアニメの出来は良かった。吹替も文句無し。

1か月前

侍タイムスリッパー。いかにして元に戻るかを一切廃し、現代に来た侍がどう生きるかのみに焦点を当て今の時代劇事情にうまくからめてるのがうまい。とはいえドラマのクオリティが高いとは言い難いのだけどクライマックスの緊張感と迫力は真剣に素晴らしい。「将軍」フィーバーの“今”観るべき映画だ。

1か月前

1

サユリ。怖いというより何か凄いものを観たって印象が強い。ホラーの原因とその解決方法が独特ながら説得力は抜群なのですんなり飲み込めた。全体的に演技が芝居がかりすぎてるのが気になったけど、この内容ならこれで良いのかもなぁとこちらも納得。

1か月前

2

エイリアンロムルス。常にリミットのある中での緊張感など単純にモンスターホラー映画としてなら楽しめたんだけどエイリアンの新作SF映画として観るとなんかモヤモヤが残る。特にアンドロイド関係はもう一段掘り下げたかったんじゃないかなーと思えた。最後の奴も何がしたかったのかピンとこない。

2か月前

1

ツイスターズ。4DX激推奨。みんな同じ目に合えばいい。シンプルな話だけど人命や災害、主人公の内面などしっかり描かれている上にほぼ全編にわたる竜巻描写のすざまじさ！特にクライマックスは映画館の観客シンクロ率100%で楽しかった。小芝さん含め吹替も抜群、前作を観てなくても大丈夫。

2か月前

2

あのコはだぁれ？。前作未見。今作だけでもホラー側の事情は判った、かな？オチを考えるとターゲットを追い詰めるためにすべてやっていたと思えるんだけど、ある種の愉快犯なだけな気もするからなんとも。怖さは家まで後を引くほどでも無かった。清水監督は脚本をもっとかっちり詰めて欲しいなぁ。