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2014年12月の記事一覧
昆虫大戦争。松竹の特撮映画で衝撃のオチでぽかーんとした後爆笑。冷戦、反核、スパイなんかがテーマで人間が殺し合うのは勝手だけど動物巻き込むなよってアプローチが面白い。敵は蜂を改造した毒虫で人の体に卵を産みつけたり噛んだり、群れで飛行機落としたりと大活躍。特典映像や副音声も良かった。
HK変態仮面。なにはともあれヤスケンさんにはらはらした。変態仮面にくらべて体型やら衣装やらがいろいろゆるいので場面が変わるたびに(あっ!)(もうギリギリだ!)と。話も演出もまったくもって邦画だしね…ってところだけど変態仮面の肉体説得力で全てを許せるインパクトなので一見の価値あり。
コトリバコ。映画なんてあったのね。元の話の映像化って訳ではなく恐怖ガジェットとして使っただけって感じ。若者グループがコトリバコを見つけるまでの展開はいいんだけど以降が下手くそか!ってくらいダメ。なんか黒塗り貞子みたいのまで出てきちゃってなんとも。和製死霊のはらわたにはなれず、だ。
ベイマックス。12月の山崎紘菜ちゃんは全身赤のクリスマス!さよ…ゲフッ。上映前の短編はイマイチ。本編は何処かで見たような要素の寄せ集め感満点ながら、テンポの良いストーリー構成と背景やガジェットの作り込みが素晴らしくベタなシーンで泣かされた。マーベル映画と思って最後まで着席すべし。
ザ・レイド2、金属バットで人殴るとこんな音がするんだ!比較対象の1と比べると金使ってる割に残念な部分もあったり話広げすぎてたり銃問題(銃使わない問題ね)の対策してなかったりと緩い印象も受けるけど、そんなこたぁどうでもいいんだよ!格闘が長くて凝ってて日本人の感覚じゃねぇんだ!花◯!
72時間。観終わってみれば面白かったと言えるけど途中の主人公の行動全てにイライラした。しかし非常時に全て上手くやれる「普通の」映画の主人公が異常な訳でそういう意味ではリアリティがあったのかな?しかしこの邦題の内容との関係無さはなんとも。「バス男」みたいに後で謝るんだろうか?
ドクターズ・ハイ。医者同士が死因当てゲームをする為に殺人を犯していくって設定がいい。主人公が簡単に闇堕ちし過ぎなのと肝心な殺しに関してはそれほど描写がないのが残念だけど、後半変に話を複雑にしてなくて良かった。この内容でいちいち事件性を追求してたららちがあかないだろうしな。
サブリミナル。いくつかの話が同時進行して最後に重なるってアレなんだけど、どの話も全く盛り上がらなくてしんどかった。「信仰心」が横軸にあるんだろうけど日本人の自分が観てもピンとこない感じ。エヴァ・グリーンの危ない女芸を堪能する映画かな?ま、彼女はだいたいそんな役な気もするけどさ。
ウェイヴ。先生かーわーいそーう。「独裁」を課題とした授業を先生が独裁者、生徒が党員設定で進めてたらだんだんエスカレートして、っていう監獄実験っぽい映画。ドイツを舞台にする事でリアリティが増してる。途中展開が早急なのとオチを盛り過ぎてる気もするけど程よい緊張感の持続を楽しめた。
オンエアー。「大怪獣東京に現わる」的手法で撮られた感染者がほとんど出ないパニック映画。舞台をローカルラジオ局にして状況は音声で入ってくるものの実際街がどうなってるか判らないという設定はうまいがそれをより生かそうとしてコケちゃった感じ。この設定でゾンビ物舞台やれば面白いんじゃない?
ルーパー。まってまって、時間SFは下手な事言うと「お前は馬鹿だなぁ」と思われかねないんだけどこれ、あの子の復讐の話じゃないよね?未来の世界で組織側が奥さんを簡単に殺してたのは設定のミスだよね?そうだと言ってよバーニー。いや、やっぱり違うかなぁ?これだから嫌なんだ時間SFって奴は。
RPG、ファンタジーの格好をして役割を演じるテーマパークにはまった彼女を連れ戻すために彼氏が突入するが…日本のラノベとスタンフォード監獄実験、オタサーの姫なんてワードが観ながら頭に浮かんだ。ま、そういう内容。映画的には詰めが甘い気もするけど舞台設定や美術面で見るべき所が多い。
ファーゴ、観てる途中であまりにも事件が起こった街の名物ポール・バニヤン像が気になったから調べたら最重要アイテムじゃないか。ホラ話をホラだと言ってから始める奴はいないわな。その要素を外しても主役メイシーのどん底感が腹に応えてゲー出そうになった。俺も埋めた金探しに行くかなぁ、うへへ。
ゲーム・プラン、ドウェイン兄貴主演の突然子供が現れてどうしよう物。慣れない子供の扱いにドタバタする様は微笑ましいんだけど、2人の距離の縮まり方が不自然だったり周囲の人物がやけに子供に好意的だったり「足りない」部分が気になってイマイチ乗れなかった。途中のバレエシーンは素敵だけどね。