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2014鑑賞映画まとめ2

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映画館、DVD、BR問わずこの年観た映画の感想noteまとめ。
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2014年11月の記事一覧

フューリー、4つある戦闘シーンはどれも見ごたえがあって、特に序盤の歩兵を従えて対戦車砲と対峙する場面はあがった、良いんだけどドラマとしての盛り上げがやや弱いかなぁ。それはともかく今作のシャイア・ラブーフは良い。大物監督に使い捨てされる若手のような印象を脱し脇で光る感じになってた。

最強のふたり、ふたりとも良かったね、という凡感想がつい。全てがあっさりしすぎてて逆に困るというか、本人たちに質問せず言われたまま作ったらこうなりましたというか。別に激しい物を求めてる訳じゃないけどそれぞれの場面でもっと心の動きがあったと思うんだよね。お芝居が良いだけに惜しい感有。

シリアルママ、キャスリン・ターナーの顔芸にやられた。彼女が頭から最後までずっとキチガイなのになんとなく可愛く見えるのは精神が健全な証拠なのか?一番グッときたのはレンタルビデオを巻き戻さないで返すおばさんを殺った後「巻き戻せ!」と吐き捨てる処。ここを映画館で観てみんなで爆笑したい。

アウトブレイク・エクスプレス、中国でSARSが流行ってた頃の中国ドラマ。列車内で感染者発生という設定は悪く無いんだけど、色々緩さが目立つのと国と軍万歳!色があまりにもあからさまなのが鼻につく。現実だったら電車ごと埋めちゃうよなぁ的過去には戻れない感もありちょっとモヤモヤしたなぁ。

ブラッド・ビーチ、砂浜が人を襲う=低予算となめてたけど悪くなかった。とにかく砂浜に1人で入ると死んじゃうんで(入っちゃ駄目~)を何度も満喫できて心地よい。死に方もずんっ!ずんっ!!と砂に潜るだけで血の一滴もなし。昼でも食べちゃう健全さよ。怪物が本当に出てきて逆にびっくりした。

ルーム237、キューブリックの「シャイニング」を研究家が納得からとんでもまで、考察を語る映画。語りの内容に合わせてキューブリックの過去作をコラージュした映像が非常に凝ってる。月着陸映像捏造暴露話と作品内の矛盾点を指摘するパートは唸らされた。237000マイルは月と地球の距離。