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ちょっと昔の低位株の小手先詐欺技

皆さんはフィボナッチリトレースメント

というのを聞いたことがあるだろうか?
フィボナッチとは23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、76.4%、100%、の黄金比率のことで、

FXなどでは定期的に使われている手法である
先日のドル円でここで下がるよとツイートしながら、書いていった結果だが、見事にフィボに当て嵌まっているのが分かる。

さて、では株ではどんなことが起こるのか?
ロング【上昇】の場合、フィボで23.6で反発すれば、力はまだその方向に強いとなり上昇する
だが、38.2まで落ちれば、半値戻しが起こると売りが強くなり半値方向に落ちる

では、これを機関投資家が意識的に行っていたらどうだろうか?
まず、ロングで10億円買う。
そして4億だけ売るすると、市場は売り圧力が強いとフィボの38.2反発までいったのを見て50%まで売られる。
そこで4億買うと、1億プラスで5割戻しで継続上昇である。これが俗に言う。半値戻しの実態である。

4億が踏み上げられたら損すると思う人はいるだろうか?
現実に6億残っている買い玉があるから結果上がる
もし全戻しをしたら?
4億買うだけである。

そう考えると、左側で窓を開けて
その後、4割下げて、半値戻しにして
残り4割を追加で買って
それをさらに売った後
さらに4割最後に上昇したというのが、形として
こんな感じになるということだ。

ただし、実際には10億円全部ではなく、5億買って4億売って4割下げにしてと、もっと違う形で取引は行われたかもしれないが、市場のフィボを使った方向戦略というのも現実に存在する

〇〇〇という、有名な株で億を稼いだ男がいる。
売り圧力で市場コントロールが得意だという男は当時2ちゃんであることが言われていた。
大学生の五人ほどのグループでやっていて、低位株だと操作ができるから、掲示板に上がると書きこみ、上がった後に売り圧力で4割下げながら、まだ下がるぞという。そして全戻ししたらまた上がるといい、今度は全部売って下がるぞという。

さながら、神のような予言に見えるだろうが、蓋を開ければ低位株だから、100万で操作できるのである。
そして、この手法は仮想通貨の草コインでも流行り、ディスコードに繋ぎ、このコインが上がるといい、先に仕込んで上がったら売る。一瞬で上がって、仕込んでいた本人だけが儲かる手法で2000万稼いだ男がいた。

俺はこの手法が〇〇〇の時に言われていた手法だと知っていたので、すぐにディスコで叫んで買うのをやめさせた。
それを最後にこの詐欺は発生していない。
仕込みが半分しか買われなかったから、損害は半分だったからか。もしくはバレたからかは分からない。

現実にダブルクリックで次下がると言って売ったら、見事に下がり続けて、俺も神扱いされそうになったことが2ちゃんのスレであったが、すぐに仕組みに気づいて、自分が言ったから勢いがついただけかと思ってやめ、このスレには顔を出していない。


さあ、いかがだっただろうか?
そういうのが存在しているというだけで、仮想通貨や株で騙しの動きに翻弄されないし、お金を燃やすこともなくなるだろう知識として役立ててくれたら嬉しい。

いいか悪用するなよ?するなよ?
上島風

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