中卒が素手でTOEIC
英語とわたくし
小さい頃に映画を見に行っていて
知らない言葉で話す人たちが何を話しているのか知りたかった。
近所で英語教室やってるから行ってみたらと言われて
行って単語とか少しと英会話や文法というほどでもない英語を少しやってみたのが小学校中学年かな。
そこを終えて近所の英語教室に通わせてもらった。
カナダ人の先生についてた。
公用語は英語とフランス語だから紙幣にも2ヶ国語で表記されてるんだよとかも初めて知ることだったし
楽しかったな。
英語どころか先生は驚くほど日本語ペラペラだった。
そういうことも含めてとにかくいろんなことが興味深かった。
同時にペンパル協会だっけか?そういうので
ペンパルを見つけてお手紙を書き合ったり。
今調べたら
こういうのかもしれないけどまだ存在しているようだ。
「国際ペン・フレンド協会は、1946年太平洋戦争終結の翌年、『世界平和は市民同志のふれあいから』の理念のもとに設立されました。」
やぁん、胸熱。
オーストラリアのLisa、Davidとよくやり取りしてたなあ。
教科書通りではない英語に驚いたりしながら。
ホームステイとか留学とかそういうのも一切なし。
日常的に英語を話さなきゃいけないシチュエーションは皆無。
16歳で結婚したし
そんなわけで当然のように中卒だ。
いや、結婚とか関係なく
「この学校は進学校だ」
とレベル高くないのにそんなこと言った教師と
笑った生徒にムカついて1日で辞めたのが真相だけど。
その後、忘れた頃に勉強したくて通信制高校を卒業するまでは長く中卒。
英語もインターネットがあるわけでもないし
本を読むと言っても昔の教科書を読んだりする程度。
子どもに英語の絵本を、といっても持ってない。
英語に触れるのは映画のビデオを見る時くらい。
父の3番目の奥さんがオーストラリア人だったから
たまーーーに会うと話すとかかなあ。
ドラマを見るとか、その後もそんなもん。
いつの間にか手紙は途絶えた。
勉強らしい勉強はしていなかった。
ここ数年
医療関係の仕事に就いて、診療所だけど
多少アカデミックだったこともあって
学会に行くと先生たちの説明が英語だったりで
ちんぷんかんぷん。
そこで勉強のために英語の論文を読む機会があったり
脳みそ系の単語の本を買って読んだりはしたかな。
愛と勇気だけが友達だから
日が浅くて偉い人なのかも分からないけど
講演の後には名刺を渡しに行くようにという教えを守り
謎に英語で頑張って質問するという暴挙や
メールでお礼を送るなどしていた。
若くないけど一介のコメディカルが偉いドクターに
一体…??
まあもう恥はかき捨てる。
とーいっくってなに
そんな私が付き合った人に誘われて
名前もかろうじて知ってる程度の英語の試験を受けることに。
この時に決めたのは
「何も見ない」
というわけでいろいろ見たり聞いたり読んだりと
準備に余念のない彼氏を横目に
何の予習もせずに受けることにした。
一般的な注意事項に関しては一応事前に聞いた。
受験票でシール破るといいらしいよとか
メモとっちゃダメだからね、など。
listeningとreading、L&R。
なのだから聞くのと読みのテストなんだろう。
↑マジでこんな程度。
受けると思ってない頃にMIKANという英語学習アプリで
写真を見て答えましょうというのを2問くらいやったことがあって、
そういうのなんだろうなーと思ってた(違った)。
え、200問?
そんなにあるのー?
てか時間足りなくない?
何もかも英語かよ!
ふんわりしか分からないけど、多分これ!
みたいな解き方しかできない。
特に読みなんて久しぶり。英文に目が泳ぐ泳ぐ。
知らない単語だらけで何言ってるのか、もはや妄想。
その結果がこちら。
ノーガードでこの点数だったので、
気を良くしてもう受けない。
疲れるし。
金かかるし。
今の仕事で英語のエの字も使わないし。
英語使わなきゃいけない友人も1人だけだし
それもGoogle翻訳で話してるし。
毎月受ける!って受けてた彼氏は本当に尊敬する。
しかもちゃんと点数伸ばしていってるし。
いやはや皆さんお疲れ様です。
すごいな、本当に。
次に受ける日が来るなら公式問題集を買ったりするかもしれない。
そんな日は、なさそうだけどね!
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